ロンドンのクラブFABRICが発表するMix CDシリーズ"Steve Bug mixes Fabric 37"に自身の楽曲が二曲収録されたことをきっかけに世界中が彼の才能に気づき、一躍脚光を浴びることとなった日本人アーティストRyo MurakamiのソロEP"Down The Sky EP"がPoker Flatから発表された。
ソフト系の機材での作曲が主流となりつつある昨今のシーンにおいて、ハード機材を多用して作曲された彼の楽曲は、現在ヨーロッパで主流となりつつあるミニマリズムを持つ未来志向のディープハウスを体現している。シーケンスが進むごとに深まるその楽曲の説得力はPoker Flat主宰Steve Bugに"新しい曲が出来たら、誰よりも先に私に聴かせてくれないか"と言わしめるほどだ。
そしてまた、先月にリリースされたPoker Flatのコンピレーションアルバム"Dead Man's Hand"にもGuido Schneider、Jeff Samuel、Dan BerksonらとともにRyo Murakamiの名前がクレジットされていることは、名実共に世界のトップアーティストとしての地位を確立したと言っても過言ではない。
今、日本のRyo Murakamiが熱い…
大陸を横断して、そういった声が聞こえてくる。
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