2月6日、米カリフォルニア州バニングのレコードをプレスする際に原盤となる「ラッカー盤」を製造する工場で火災が発生した。今回被害に遭ったのは、「ラッカー盤」の原材料をレコード業界に供給している会社のApollo Masters。幸いにも、火災による負傷者はいなかったが、製造工場は全焼した。
レコードをプレスする際に重要な原盤となるラッカー盤は、マスタリングされたサウンドファイルの溝を刻んだアルミニウム・ディスク。このラッカー盤の原材料を供給している会社は世界に2社しかなく、Apollo Mastersと日本のMDCのみだった。日本のMDCは、今回の火災の前もすでに需要に追いつくのに苦労していた。このことから、業界の専門家は、今回の影響でラッカー盤の原材料が不足し、世界中のレコード業界に影響を与える可能性があると指摘している。
引用元リンク
https://pitchfork.com/news/devastating-manufacturing-plant-fire-threatens-worldwide-vinyl-record-supply/
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