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deadmau5とRichie Hawtinが立ち上げた「Pixelynx」が、音楽NFTゲームを開発中

 DJ/プロデューサーのdeadmau5とRichie Hawtinがゲーム開発者と技術者のチームと協力して、2021年に立ち上げたDirect-to-avatar(D2A)のスタートアップ「Pixelynx」。「Pokémon GO」の開発元であるNianticが発表したLightship Platformと、クリエイターがARでゲームを開発するための支援ツールAugmented Reality Developer Kit(ARDK)を活用し、音楽、拡張現実、NFTを中心としたモバイルゲームを構築している。
 

音楽とテクノロジーの革新"世界規模で動き、探索、つながりを刺激する"


 「Pixelynx」は、アーティストやその他の著名人が自身のブランドをデジタル化して、ゲームや仮想世界で使用できるコレクターズグッズにすることを支援する。

 プレイヤーは、deadmau5とRichie Hawtinが創り出す新しい仮想世界を旅することで、音楽、報酬、ゲーム内資産、賞品を集めることができる。現実世界を探索し、コンサートに参加したり、物理的な場所を訪れて、ゲーム内で使用できるNFTを集め、報酬や新しい音楽をアンロックすることができるようになるそうだ。プラットフォームでは、プレイヤーがNFTを追跡して没入型環境を作り、ミュージシャンが仮想パフォーマンスやプレイアブル体験をリードできる「仮想世界のエコシステム」としても機能する予定とのこと。

 この新しいプロジェクトについて、共同設立者のInder Phullは「2022年のプラットフォーム立ち上げに向けて、ファンが現実世界で新曲やNFTを収集できるモバイルアプリの開発は、音楽メタバースを作るという我々のビジョンの中に常に含まれていたものです。Niantic社のLightshipとARDKを使ってモバイルゲームアプリを開発することで、ファンはどこにでも我々のゲームを持ち運ぶことができ、デジタルとリアルの体験を融合させ、全くユニークな方法でファン体験を豊かにすることができるでしょう」と述べている。

 このプラットフォームは今年、リリースを予定している。現在トレーラーも公開されているので、ぜひチェックしてほしい。