West Harlemは四条河原町から徒歩数分の木屋町エリアに2013年にオープンして以来、関西圏のみならず国内外のアーティスト/DJを巻き込み続け、関西のクラブコミュニティにおいて重要なヴェニューとして存在を確立している。
近年では、世界的にも存在感を出し始めている京都発ハウスミュージック ・コレクティブNC4Kの拠点であることや、「Rainbow Disco Club」にも出演を果たしたToreiがWest Harlem出身でもあり、個々のメンバーが東京でも存在感を見せ始めている新世代コレクティブPAL.SoundsやCYKのKotsuによるパーティー「UNTITLED」、その他にも京都外のアーティストを積極的に招聘するパーティー「MAVE」や「Interzone」, 「CLUB ECHO」, 「DIVE」, 「Back Home」などが行われていることなど、エレクトロミュージック・シーンにおいて国内で最も注目されるヴェニューの一つであることに間違いはないだろう。
また、特筆すべきはコロナ禍においても時短営業を継続したことによるローカルアクトの成長や、ここに書ききれないほどの新規パーティーが平日/週末関わらず多数生まれ続けていることに加え、それを取り巻くダンサーやスタッフ陣の活力の高さだ。
そうしたWest Harlemで起きる大小関わらない現象の連続がGWで結晶となり、京都外からやってくるゲストアクトと反応し、ダンスフロアにて爆発を繰り返すことになりそうだ。
ゲストにはTREKKIE TRAXよりAndrewや、関西初ライブとなるなかむらみなみ、神戸発のヒップホップクルーNeibissよりratiffとhyunis1000、Nerdgodの3人、昨年リリースのアルバム『See-Voice』が話題となったパソコン音楽クラブ、同じく昨年25年ぶりとなるフル・アルバムをリリースし世界的に支持される寺田創一、英名門レーベル<Hyperdub>と契約を交わした名古屋拠点のアーティスト食品まつり aka Foodmanなど、他アーティストを含め総勢35組が出演する。
また今年上海ALLを軸に展開するレーベルSVBKVLTからEP『Yugeki / 遊撃』をリリースしたRILLAは5年ぶりとなる活動再開を果たしLive+DJ Setを披露予定だ。
20年代も引き続き話題が絶えないWest Harlemにて行われる3日間の宴、そこで立ち起こる濃密な体験はまさにゴールデンな煌めきであり、これ以降に続くそれぞれの物語の参照点として重要な3日間となるはずだ。
(文・Kotsu[CYK/UNTITLED])
■LIGHT LIFE
2022年5月4日(水) 18:00~5月6日(金) 10:00at West Harlem Kyoto
京都市中京区西木屋町通四条上ル紙屋町366レイホウ会館B1F
Entrance Fee : 3000yen(+1drink)
Under 23 : 2000yen(+1drink)
【ACT(A to Z)】
AFR
andrew(TREKKIE TRAX)
CeeeSTee
Chanaz
CH.0
E.O.U
42Texture
hyunis1000(Neibiss)
Karuta
Kotsu
Kross Section
Lomax
master kohta
miharu
Miqu
なかむらみなみ
Nerdgod
ntank
小野真
パソコン音楽クラブ
Pee.J Anderson
PIXIE
Precious
Ratiff(Neibiss)
RILLA(Release LIVE×DJ Set)
Ryogo
Sota
食品まつり a.k.a foodman
寺田創一(Hybrid Set)
Tanitomo
Torei
Toshiki
Utano
Vis
werikyo
West Harlem公式サイト
https://westharlemkyoto.com/