現在営業停止を余儀なくされている、ロンドンのナイトライフのコアとも言えるfabric。クローズを避けるべく、クラブ存続を訴える署名運動が開始された。
営業停止の背景には、2人の18歳少年の死がある。1人は今年6月25日、もう1人は今月8月6日にドラッグのオーバードーズが原因で命を落とした。コカイン、ヘロインなど、最も有害とされるクラスAのドラッグがクラブ内で提供されたとして、ロンドン警視庁はfabricの営業免許を剥奪した。これに対しロンドン市長であるSadiq Khanは、ロンドン警視庁とイズリントン区議会にクラバーたちの安全とfabricの未来を守る方法を見出すよう促している、とTwitterに投稿。営業再開を支持する声明を発表した。
また、世界規模で署名賛同を集めることができるウェブサイトChange.orgにて、本日fabric閉店を阻止する署名運動が開始された。Fabricで8年間、プロモーター/レジデントDJとして携わってきたというJacob Husleyによって作成されたこのキャンペーンは、目標の賛同者を50,000人に定めており、達成まで現時点であと約15,000人の賛同が必要となる。またこの署名の宛先はロンドン市長に設定されている。Jacob Husleyのメッセージは英語のみだが、基本的には日本語にも対応している。
■Change.org
https://www.change.org/p/save-london-s-nightlife-stop-the-closure-of-fabric
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