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東京発のカルチャーパーティー「SETSUZOKU In Thailand」。次回はDJ HASEBEが出演。沖野修也からのコメントも到着

 2019年初、2月9日(土)にタイ・バンコクで開催された東京発のカルチャーパーティー「SETSUZOKU In Thailand」。早くも次回の開催と詳細を発表した。
 
 次回の開催は3月29日 (金) 。会場は前回と同様バンコクにあるミュージック・バー「Studio LAM (スタジオ・ラム) 」。このStudio LAMは、タイ東北部イサーンの伝統音楽・モーラムや、ルーツミュージック、ファンクといった音楽をベースとし、世界中からコアな音楽ファンが訪れるバンコク屈指のカルチャースポットだ。
 
 日本からの出演者は、国内ヒップホップ、R&Bシーンの聡明期から活動し、伝説的イベントHONEY DIPを立上げ、96年にはSUGARSOUL(シュガー・ソウル)を結成。今もなおクラブミュージックの第一線に立ち、日本を代表する DJ / サウンド・プロデューサー、OLD NICKことDJ HASEBEが登場する。タイの地でのSETSUZOKU、そしてMAFT SAI、PARADISE BANGKOK MOLAM INTERNATIONAL BANDとの共演が実に楽しみだ。



 
 

 
前回、日本から出演した沖野修也は、当日のパーティーを振り返りこのように語っている。
 
「かつてThe Roomでも行われていたイベント、SETSUZOKUがバンコクで開催されている。MURO、DJ KENSEIに続いて3人目の抜擢となった僕は、約10年振りにタイに訪れることになった。僕が一番驚かされたのはタイ・ファンクを世界に知らしめたMAFT SAIの存在。DJであり、バンド・リーダーであり、クラブ・オーナーにしてレコード店経営、レコード・レーベル運営まで手がける超多才な男。ある意味、沖野兄弟が二人掛かりでやっていることを一人で実践(勿論、それぞれのプロジェクトに仲間はいるけれど)するそのバイタリティーに大いに刺激を受けた。2年振りに観た彼のPARADISE BANGKOK MOLAM INTERNATIONAL BANDは、さらにパワー・アップしていたし、MAFTのDJプレイも最高に格好良かった。
 
今回、個人的なリクエストで、モダニズム建築を訪ね歩いたりもさせてもらったのだが、日本では知られざる名作がいくつもあり、いわゆるアジアのエスニックなイメージとは異なる発見もあった。また、珍しいレコードやビンテージ・ブックとの出会いもあり、カルチャーに対するタイの人々の意識の高さに触れることもできた。バンコクはその温度だけではなく、僕の出会った人、そこで起こっていること、視界に入るもの全てが熱かった。再び訪れる機会を願っている。そして、今は、吸収した感覚をどう消化するかを考えている。PSパスポートを出国審査の後になくしました……。でも、搭乗前に発見しました(笑)」
 
 今後もタイのシーンとSETSUZOKUの挑戦から目が離せなそうだ。次回、沖野修也のタイ・トリップレポートを公開。お楽しみに!
 

 

 
SETSUZOKU Official Site
http://setsuzoku.info
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