音楽販売プラットフォームBandcampが、アメリカの奴隷解放記念日Juneteenth(6月19日)の売上全てを全米黒人地位向上協会 (NAACP)の法的防衛基金(NAACP Legal Defense Fund)に寄付することを発表。今回の寄付は、5月25日に米ミネソタ州ミネアポリスでアフリカ系アメリカ人男性のGeorge Floydが、警察官に膝で首を押さえつけられ窒息死した事件と、これを機に全米で進行中の大規模な抗議活動に触発されてのこと。
Bandcampの公式サイト上では、CEOのEthan Diamondが次のように述べている。「近年のGeorge Floyd、Tony McDade、Sean Reed、Breonna Taylor、Ahmaud Arberyの殺害と、現在も進行している米国及び世界中の黒人に対する国家の暴力は、恐ろしい悲劇です。私達は正義、平等、変化を正当に求める人々、そしてBandcampコミュニティの多くの仲間、従業員やアーティスト、ファンを含め、人種差別の中で毎日生活しているあらゆる有色人種を支持します」。
Bandcampは6月19日の売り上げを寄付するだけでなく、人種差別と戦う団体に追加で年間30000ドル(約325万円)を寄付することも発表。また、奴隷解放記念日Juneteenthの売上還元は今後も毎年行っていくと声明している。
Bandcamp公式ページ
https://daily.bandcamp.com/features/bandcamp-naacp-ldf-fundraiser
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