「Sonar」ポルトガルで初開催！

2022.03.08

2023年には30周年を迎えるスペイン・バルセロナ発の世界的なエレクトロニックミュージック、アートの祭典「Sonar」フェスティバル。29年目を迎える今年の開催は3月にトルコのイスタンブール、4月にポルトガルのリスボン、そして6月にホームのバルセロナで予定されている。

その中でも特に注目したいのが、温暖な気候や大自然に恵まれた環境の中で、近年さまざまなエレクトロニック・ミュージック・フェスティバルが行われているポルトガル・リスボンでの初開催だ。4月8日（金）、9日（土）、10日（日）の三日間での開催が予定されており、ミュージックプログラムはすでに全て発表。

総勢70組以上のアーティストの中には、デトロイトのカルト的プロデューサーStingray 313を始め、5歳からベースの演奏を行ってきたロサンゼルスのマルチインストゥルメンタリストThundercat、モダンハウスの帝王Dixon、テクノシーンからご存知Richie HawtinやNina Cravizという大御所。DJ MagのTop DJ 100でも上位に食い込んだ近年絶大な人気を誇るCharlotte de Witteや2020年にグラミー賞にノミネートされたカナダの逸材ハウサーJayda Gという女性実力派。Fuji Rockにも出演したトライバルなエレクトロニック・ミュージックシーンを牽引するNicola Cruzのライブセット、そしてパーティーラバーには垂涎ものEllen AllienとDr. Rubinsteinのバック・トゥ・バックセットが実現。さらにアンゴラ系ポルトガル人で、各所から高い評価を得ているDJ Nigga Foxのライブパフォーマンスにも注目が集まっている。

音楽コンテンツ以外にも「Sónar by Day」では、カンファレンス、ワークショップ、展示などのあらゆるプログラムが行われる予定となっており、カンファレンスでは「Our Planet」と「Humanity」を主要なテーマとして、アートとクリエイティビティ、テクノロジーとリサーチ、そして音楽とサイエンスの接点を探り、3日間を通じてバーチャルリアリティ（VR）、人工知能（AI）、ビジュアルアートを用いて、"Sustainability"というテーマを探求するとのこと。

歴史あるSonarならではの豪華なプログラムとなっているので詳細やチケットについてはリンクを確認してほしい。
https://sonarlisboa.pt/