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Weekly World News:世界のニュースまとめ(2024/2/19-2024/2/23)

 クラベリアがアーティストやフェスティバル、クラブ事情など音楽についての最新情報から、ガジェットやNFTまで世界の気になるニュースを厳選してお届け。毎週月曜日更新。今週のピックアップニュースは以下。

①ベルリンのクラブ労働者が給与改善を訴え労働組合結成
②Brian Enoを追うドキュメンタリー映画『イーノ』4月公開
③イギリス最大のクラブチェーン「Pryzm」の経営者長、学生減でクラブ閉鎖相次ぐと警告
④反人種差別プロテスト・レイブ「HOUSE AGAINST HATE」 開催
⑤パレスチナ占領に反対する抗議運動「DJs Against Apartheid」に500人以上のアーティストが署名

 

①ベルリンのクラブ労働者が給与改善を訴え労働組合結成

ベルリンのクラブ労働者が給与や労働条件の改善を求めて労働組合「Berliner Clubarbeitenden Gewerkschaft」を結成した。組合はベルリンのクラブ・シーンで働くすべての従業員に声を届けることを目的とし、従業員が給与や条件の改善を求めて交渉できるプラットフォームになることを目指しているという。「ほとんどすべてのベルリンのテクノクラブにサポートとメンバーがいる」と述べているが、組合員を保護するため、現時点ではクラブ名を挙げることは避けている。

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②Brian Enoを追うドキュメンタリー映画『イーノ』4月公開

アンビエント音楽のパイオニア、Brian Enoのキャリアを追うドキュメンタリー映画『イーノ』が4月19日に公開される。本作はイーノが保有する未公開映像や音源、ビジュアルアートにもアクセスし、そのクリエイティブなプロセスを明かす。公式サウンドトラックには未発表の3トラックを含む全17トラックを収録。「Lighthouse #429」の試聴が始まっている。

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③イギリス最大のクラブチェーン「Pryzm」の経営者長、学生減でクラブ閉鎖相次ぐと警告


イギリス最大のクラブチェーン、Pryzmの経営者が、学生数の減少がナイトクラブの閉鎖につながっていると述べた。Rekom社オーナーのPeter Marks氏は、生活費危機に直面する学生がクラブ活動を控え、業界に打撃を与えていると指摘した。一方で専門家は、若者の飲酒習慣変化やナイトライフの選択肢増加も影響していると言う。「Night Time Industries Association」によると、2020年3月から23年12月にかけて、Pryzmを含む約400のクラブが閉鎖しており、月10件、週2件の閉鎖に相当する。

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④反人種差別プロテスト・レイブ「HOUSE AGAINST HATE」 開催


国際人種差別撤廃デーに合わせ、「HOUSE AGAINST HATE」と題した反人種差別プロテスト・レイブがロンドンで開催される。3月16日のセントラル・ロンドンのストリートで行われるこのレイブは、R3 SoundsystemとBlack Artist Databaseが主催し、Stand Up To Racism UKらがサポートする。当日は、The Blessed Madonna、Hot Chip、NIKS、Eliza Roseら英国内外のアーティストがパフォーマンスを行う予定だ。

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⑤パレスチナ占領に反対する抗議運動「DJs Against Apartheid」に500人以上のアーティストが署名


イスラエルによる75年間のパレスチナ占領に反対する抗議運動「DJs Against Apartheid」が発足し、数百人のDJが署名した。この運動はニューヨークの団体「Palestine Forever」の協力を得て設立され、声明文にはAurora Halal、Logic1000、CCL、Saliah、Conducta、AceMo、Nene H、LCY、DJ Voices、Mama Snake、DJ Haram、Sugar Free、Rrose、DJ Plead、Ciel、livwutangなど500人以上のアーティストが署名している。声明では、「私たちはこの業界内のアーティストおよび労働者として連帯を示し、私たちの仕事がしばしば祝賀的で喜びに満ちていると認識しつつも、ジェノサイドが行われている間に祝賀や祭りがあってはならない」と述べており、ナイトライフコミュニティとして、アパルトヘイトに抗議し、パレスチナの正当な抵抗を支援する義務があると訴えている。

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