コラム第1回目
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clubberiaをご覧の皆様どうもこんにちは!!! HATAと申します。 普段は、日本が宇宙に誇りたいサイケデリックjamバンドDachamboのMachine&motivation担当としてデジタルサウンドとバンドが生み出す生グルーヴとの融合へと、日々、実験&研究の毎日を送りつつ、DJとしても、じょじょにおいおいとガンバっております次第でございます。

このコラム『Machine de MUSIC』では、DAWやハードウェアのデジタル音楽機材を使って、普段、HATAがどのように遊んでいるのかを紹介していきたいと思います。 ピコピコピコピコ~!!!

デジタル機器の中でも、特に遊び心満載の商品を発表しているKORGから発売される「Kaossilator Pro」!!! 第一回目と次回は、これで遊んでみた感想を、つらつらとつぶやいてみたいと思います。 読んでくれた人、感謝です!!!


KORGとわたくしの出会いは、1980年代「M-1」の時代までさかのぼります。 当時、友達が持っているのを羨ましく思っていて、欲しいな!欲しいな!光線を出しまくり、その結果、遂には譲ってもらうことに成功したのでした。 そんな略奪愛のようなスタートなんです?!? ケンイシイさんも初期にM-1のみで創ったというトラックで世界をシビレさせていましたね。
その後、KORGは他のメーカーよりも一段と遊び心とユーモアを併せ持った興味深い商品を発表し続けているので、常に俺的大注目!!! 2007年のメタモルフォーゼでは、DachamboKORGブースにてデモ演奏をやらせて頂き、楽器ブースではありえないぐらいの大賞賛と大絶叫を得ることにより、悲願の両思い達成になったのでした!?!
「Kaoss Pad」の初期型を、僕はいち早く手に入れ、今でもライブやレコーディングで大活躍となっております。

そして、今回発表される「Kaossilator Pro」!!! このリリースにより、黄色いイカシた「Kaossilator」は、弟分、いや、先にリリースされてるから兄貴分になるのか?!?)





キマシタ!!!「Kaossilator ProKORG様、感謝です!!!



箱をあける瞬間ドキドキです。
ACアダプターがチョイ小さくなりましたね。 これポイント高いです!!! 機材が増えてくとACアダプターの数も増えていってコンセントまわりがホントかさばってきちゃうんですよねぇ~



タッチ・パッドの保護シートが付いてます。 空気が入らないように丁寧に貼りましょう!!!



HATAがDachamboで使っている、初代の「Kaoss Pad」です。 何万回もコスってるのでタッチ・パッドに貼ってある保護シートもナンダカな形にバリバリ剥がれかけてるのですが、いまだ現役バリバリです!!!



電源ポチっと入れ~の、タッチ・パッドがピカピカ光り出し~の、とりあえずコスってみると、デフォルトのプログラム「L.000」の「Synth Lead」の音がビュ~と!!!名前の通りソロっぽい音ですね。
右上のPROGRAM/BPMノブをまわしていくと、いろんな音色が展開されてきます。
デジタル音チックな「LEAD」「BASS」「CHORD」「SE」も当然のこと「DRUM」やループパターンになっている「DRUM PATTERN」とリズム系も充実してます。
「ACOUSTIC」という生音系の音色もあります。
従来のDSP音源プラスPCM音源も加わってるのでリアルっすね。
おっと! A.048の「Digerido」です!!!
fromオーストラリア大陸、先住民アボリジニによる世界最古の木管楽器です。
Dachamboのメンバーにもディジュリドゥプレイヤーがいます!!!
本物のディジュリドゥは単音楽器なのですが「Kaossilator Pro」ではクニクニすれば音程も変化可能。
タッチ・パッドの一番下ちょい左くらいにふれるのが本物っぽいかな?!?
そして「VOCODER」も搭載です。




音色もいい感じなんで、なにはともあれ、ループレコーディングをかましていきましょう。
曲の元になるのは、やっぱりTEMPOとKEYですね。
「TAPボタン」をタンタンやりながら思ったんですが、ボタンの感触がいい!!!
フィジカルに使うツールって、この感触ってのが非常に大事です。
ここが気持ちよくイケてるかイケてないかで、イマジネーションが全然違ってきちゃうんですよね。
そして、KEYとSCALEも指定できます。 う~ん音楽的に突っ込んで創れますね。


まちがえちゃった場合は、もちろん消去で無かったことにもできます。
自分の都合にあわせて部分的に消去することもできます。
フレーズを再生中に、消去するBANKの「LOOP RECORDER BANK ボタン」を押しながら「ERASE LOOP ボタン」を押すと、ボタンを押している間の部分が消去されるんですが、タイミングよく「ERASE LOOP ボタン」を押してくとフレーズをスライスさせたような効果を生み出すこともできるんです。
また、消去中にタッチ・パッドをさわって出した音は録音できるんでパンチインのようにもできますね。

左側にあるスライダーは「ゲートアルペジエーター」です。
これをオンにすると、タッチ・パッドにさわっているだけで、連打してるような細かいフレーズになっていくのです。
当然これも動かしながら、だんだん細かくしていったり、グイグイ激しく動かす事で、複雑なフレーズが生み出されていきます。

こうして紡ぎ上げ、抜き差ししてくと、アララ、これで、1トラックできちゃいそうです!!!

しかし「Kaossilator Pro」には、まだまだ無限の可能性が秘められています。
次回ももう少し掘り下げつつお友達なども交えながらヤンヤヤンヤやっていこうと思います。

ではでは、またまた、カミングス~ン!!!

感謝!!!

HATA
『Machine de Music』Q&A コーナー
“clubberia features”でおなじみのコラム『Machine de Music』ではじまる Q&A
そうそれは質問コーナー、執筆者のHATA氏が質問にお答えします!!!
sotec社「Logic Studio テクニカルマスター」を執筆など、DAWにも精通
また、フジロックや朝霧JAM、ライジングサン、サマーソニックなど日本のフェスを総なめにしているフェス番長Dachamboの「Machine and Motivation」を担当しているHATA氏
音楽機材に関しての質問はもちろん、年間100本近くフェスやLive等のパーティーを体験しているHATA氏だからこそ答えられるパー ティーに関してのこと、はたまた恋に関しての相談などなど何でも?!?質問に答えちゃいます!!!
下記メールアドレスまで、どしどしご質問下さい!!!

hata_machine@clubberia.com

archive
第一回 「Kaossilator Pro」その1
第二回 「Kaossilator Pro」その2
第三回 温故知新!?
第四回 「PICnome(ピクノーム)」その1
第五回 「PICnome(ピクノーム)」その2
第六回 「CI2+ de CUBASE 」
第七回 音楽制作の移り変わりと時代の変化に対する不可分的相関関係について!?!(タイトルなげぇ?!?)
第八回 「年末スペシャル」MIXに深みあり、人に歴史あり!!!
第九回 新年のご挨拶
第十回 KAOSS PAD QUAD「くわぁ~ドォ!!!」
第十一回 【社会の時間】社会科見学の巻
第十二回 音を見る!!!
第十三回 りらっくスタジオ
第十四回 新年あけまして~!!!旅のお供にmonotron DUO&monotron DELAY
第十五回 やっぱ幅の広さは大切ッスね!!!
第十六回 スペインはバスクからのウェルカム!!!
第十七回 裏の裏は表だったのだ!!!
第十八回 人生がインプロビゼーション
第十九回 一枚のアルバムができるまで
第二十回 やっぱり繋がりって大切ですよね!!!
第二十一回 マ~ヤっぱり2013年もよろしくおねがぁいをしま~す!!!
第二十二回 このコラム 3rdアニバーサリーなのさ~ど!!!
第二十三回 へび年クネクネ振り返る!!!
第二十四回 小さな巨人『littleBits』
第二十五回 わかりはじめたハイレゾリューション
第二十六回 世界基準の田舎テクノフェス その名「rural」
第二十七回 Ableton Liveを酒の肴に
第二十八回 形あるものへの美学
第二十九回 Machine-de-MUSICとMASCHINEで
第三十回 モジュラーシンセは無限大の音作り
第三十一回 シンセ番長の大博物館
第三十二回 "CD HATA & MASARU / Octopus Roope" 音の中身はこうなっている
第三十三回 日本初 音楽カンファレンス&イベント『TOKYO DANCE MUSIC EVENT』
第三十四回 蜻蛉-TONBO-「Tokyo Mad Cave」リリース記念 O.N.O a.k.a MachineLive対談インタビュー
第三十五回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第一弾 kuniyuki studio
第三十六回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第二弾 Hideo Kobayashi studio
第三十七回 Sakiko Osawa「Chronic」リリース 日々研究
profile
DJ HATA
CD HATA


Yahoo公認フェス番長”Dachambo”のシンセサイザー担当
Dachamboは5度のフジロックへの出演しており、ライジングサン、朝霧jam、サマーソニックなど日本のフェスへ多数出演することで、Yahooよりフェス番長の称号を与えられる。
またオーストラリアツアー、アメリカツアーなどワールドワイドに活躍し2016年9月16日ベスト盤アルバム”HERBEST”をリリース
http://goo.gl/ywPyvU

CD HATA名義のテクノDJとしても、野外フェス、クラブイベントで精力的に活動中
remix制作、MixCDリリース、アンビエントアルバムをリリースし、オーストラリアやフランス~スペインツアーなど海外でも活躍し、元i-depの藤枝伸介との「Polar Chalors」Ableton認定トレーナーKOYASとの「CD HATA×KOYAS」kannonsoundプロデューサーMASARUとの「CD HATA&MASARU」等、多彩なリリースを重ねる。

また、300ページに及ぶ「Logic Studio テクニカルマスター」執筆などデジタル機材に精通しており、DJスクールidpsで楽曲制作の講師を務める。
http://www.idpsorg.com/production


『CD HATA』
facebook
http://www.facebook.com/CDHATADachambo
Twitter
http://twitter.com/DJHATA_Dachambo
tumblr
http://hatadachambo.tumblr.com/
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http://www.mixcloud.com/CDHATA/
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http://www.youtube.com/playlist?list=PLMm1DgIPaBk-QX9Lq-k-TfyV_RhrCQHDc
beatport
https://pro.beatport.com/artist/cd-hata/190156

INFOMATION


海外・日本の第一線で活躍する現役DJを常任講師として迎えているDJスクール「IDPS」にてCD HATAも講師をしています。
東京校楽曲制作コースではLogic Proを、楽曲制作オンラインコースではAbleton LiveまたはLogic Proを選択可能となっています。
興味のある方は、カウンセリングの予約をお願いします。

東京校 楽曲制作コース
http://www.idpsorg.com/production

楽曲制作オンラインコース
http://www.idpsorg.com/production_online


DJ SCHEDULE


2017/5/19 (FRI)
『caldera』
at RAF-REC
18:00 - 0:00

GUEST DJ
CD HATA from DACHAMBO

DJ
JOJO(FANTASIA)
SAITOPEN(SANDINISTA/OPEN)
ryohei(BASE the SPACE)
yoshiki(caldera)

Used Cd / Record & Cafe
【RAF-REC】
〒990-0828
山形県山形市双葉町2-1-1

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/294297070999411/





2017.05.20 (SAT)
『ONENESS』

at THEARTER (福島県郡山市清水台1-6-9 八幡プラザ3階) OPEN/START 22:00
DOOR 2,500yen(w/1D)

Special Guest
CD HATA (Dachambo)

Guest DJ
U-SKE (dob masala)

DJ's
HII (ONENESS/GRASSCODE)
Sho Nagamine (HOOP)
Syuhey

Dachamboのサイケデリックシンセストと活躍し、昨年末にテクノトラックをCD HATA&MASARU名義でOctopus Roopeをリリースし勢いが増しているCD HATAさんが1年半ぶりに来郡です!
そして会津の重鎮U-SKEさんも出演です!
良質なダンスミュージックを体感しに是非とも!

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/1845972062332859/





2017/5/26 (Fri) 『TYPE NINE』
@Aoyama TenT
OPEN 22:00~
Charge:1,000yen(with 1D)
- 出入り自由

■Line up
CD HATA(Dachambo)
TOMO HACHIGA(HYDRANT/NT.LAB)
K.N.(hydraulix/original mass recording)
CHIE NAKAJIMA(RE:INSOLENCE)
Gradate (Tokyo Bass Music)
SHIT DUO
SHINICHIRO IMANARI(09recordings)

2016年から都内で不定期開催するテクノパーティー「TYPE NINE」。今回は日本最強(狂)サイケデリックジャムバンド"Dachambo"のシンサイザー担当CD HATAと前回に引き続き再登場となる孤高のダークミニマリストTOMO HACHIGA、そして日本のACID TECHNO第一人者にて、日本のアンダーグランドテクノシーンをリードするK.N.が緊急参戦いたします。

Aoyama TenT
東京都渋谷区東1-2-23 旧ma東ビル3F

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/304063510016494





2017.5.27 (SAT)
『Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO』

今夏、アメリカ・オレゴン州で開催される「オレゴン皆既日食フェス」のプレパーティー「Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO」が5月27日(土)に新木場ageHaにて開催決定!

Dachambo
CD HATA
出演

【 Oregon Eclipse 2017とは?】
オレゴンの大自然の中、アートや音楽に囲まれて1週間キャンプをしながら皆既日食を観測するという巨大野外イベント。
世界中400以上のアーティストが7つのステージに集結し、3万人以上のオーディエンスが熱狂する!

http://www.clubberia.com/ja/events/266803-OREGON-ECLIPSE-2017-TEASER-in-TOKYO/



INFOMATION
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