コラム第21回目


毎年毎年、月日が立つのが早くなってきてるなぁな今日このごろ、clubberiaをご覧の皆様いかがおすごしでしょうか???
2013年、とっくにあけましたがオメデトウゴザイマス!!!

2012年12月
世の中的には、アセンションだったり、マヤ歴のことだったりで話題に事欠かない師走な感じでしたね!?!
ちなみにワタクシは、1999年のノストラダムスより、2000年問題の方が、マジ ヤベーんじゃね?!?と思ってビビってたクチなんで、去年末は比較的落ち着いて過ごせたのではないかと思っています。
まぁなんやかんや、今日までキテるんで、テクノロジーもけっこうイケてるじゃんな感じで思っておりますし、なんにせよ、新しいトコにドンドン突入してくってのは、ナイスなことなんじゃないかなぁと思ってるHATAが今回もお送り致します!!!


このコラムも21回目という新しいスタートといきましょう。
とかいいつつも、年始なんで昨年一年を振り返ってみるという?!?
新しくなのか古くなのか、どっちやねんな感じ???
座右の銘は、支離滅裂なんです!?!

1年前のこのコラムも年明けに、去年1年のことを振り返ってますね。
来年は「今年のことは今年のうちに」という年内に一年を振り返るという作業をしてみるのも一考かもしれませんね?!?
まぁでも年末はパーティー続きな時期でもあるんで、年明けてから、ゆっくり振り返るのでもいいか!?!

そんなこんなな長い前置きからまず、今年一年、自分のライブのことから振り返ってみます。
はい、いきなりオレオレです!?!

そうか、今年のお正月はDacahmboでオーストラリアに行ってました。
季節が逆なんで真夏のお正月。
正月気分ゼロなんで、せめて正月気分でもと、鏡餅もどきを創ったり!?!



暖かい中、カウントダウンでライブをやって、ニンビンでライブをやったり



オーストラリアでDJもやってきましたよ~!!!
そんな映像も残っていました。



そして、日本に戻って来てのDachambo一発目のライブが豪雪jamという雪の中での野外イベント。
気温差パネ~感じでした!!!
そんな、Dachamboのライブが年間45本

そして、Polar Chalorsのライブが年間18本
今年のPolar Chalorsは、長野「ONENESS CAMP」や箱根「天下の険」など野外イベントへの進出が目立ちました。
いろんなシチュエーションでのライブで揉まれ、いろんな曲調も増え、レコーディングも終了!!!
2ndアルバム『Elements of Multiverse』も2013年 春頃リリース予定です!!!
詳細はカミングスーンです!!!
音源的には『PLAY FOR JAPAN 2012』への参加もありつつでした。

でもって、DJが年間40本くらい。(飛び入りでとか入れたらもうちょいあるかも?!?)
remixも2タイトル
Muff というバンドの「My Little Tokyo 331 Remix
Shin Nishimuraさんの「Absolute
リリースしました~!!!

ラップトップのLIVE SETも今年からやりはじめたなぁ

と、まぁ合計すると年間約100本くらいパーティーへ参加させて頂きました。
(同じ日にライブとDJと両方ってのもあるしね。)
今年も日本国内、北は北海道から沖縄まで遊ばせて頂きました。
各地でお世話になった皆々様ホントにありがとうございます!!!

と、今年のオレオレ2012年をサラっと振り返り、音楽機材の2012年も振り返ってみたりもしてみます。

DAW的に見てくとしましょう。
その昔、まだパソコンで音楽を創る際はMIDIが全般でオーディオもちょこっと扱えるようになってきたかなくらいの時代
4大シーケンスソフトと言われていたものがありまして

Performer(現在のDigital Performer、HATAはこれから打ち込みに入ったんです。)
Opcode Vision(今は無くなっちゃった。技術者さん達はDigidesignやアップルに移っていったりとか。)
Logic(C-Lab→Emagic→アップル、HATAも現在使ってます。)
Cubase(テクノ系やそれ以外でも根強い人気がある気がする。)

現在の主流はといいますと、やっぱり、Pro Toolsが標準として君臨しつつ、ライブ現場での使用シェアはAbleton Liveが強いってのは、ここ最近かわらずですかね。
Digital Performer、Logic、Cubaseと健在でいる中、最近、注目されてるのが、Studio Oneかな?!?
Studio Oneというのは、ジャマイカはキングストンにあるスタジオで...(ってボケをかましながら)、そんなネーミングに関係あるのか無いのかな、PreSonus から出てるDAWです。
PreSonusのソフトシンセとかプラグインの印象よかったし、今年のはじめ、オーストラリアで軽く録音してた時に、そこのエンジニアが使ってたのもStudio Oneだったなぁ。
そんなのもあって気になりつつ、あと、SONARも固定のシェアがあるみたいですが、新しいところとして、Ableton Liveの対抗馬、BITWIG STUDIOってのが出てきたり、でもって新しい概念のOhm Studio
クラウドDAW!?!
そういや、ブラウザ上で 出来るDAWやシンセが、チラホラ出てきてましたよね。
こういうの進んでいくと、自分のハードディスクの中だけじゃなくて、ネットさえつながってれば、いつでもどこでも作業できちゃうってこと?!?

ネット経由でデータのやりとりをして作品を創っていくってことが、普通のことになりつつあるかと。
今回のPolar Chalors 2ndアルバムも、そんな感じで創りました。
(また詳しく制作手記的なの書きますね。)
ネット回線の高速化だったりで、海外とか離れてる場所にいる人と一緒に作品を創るのが、どんどんスムーズになってきてますね。
ファイルのやりとりじゃなくて、リアルタイムで離れた場所でも、いっせいのっせでセッションが、ストレスなく出来るようになってくるのも近そう!?!
いい感じ!!!いい感じ!!!
例えばレコーディングの時、同じブースの中で一緒に演奏するのと、それぞれ別のブースに入って演奏するのでは、ちょっと感覚が違う感じがあると思うんだけど、まぁ慣れればなんてこともないことないんで、感覚の微調整すると、新しい音の交わり方の形態ができるかもですね!?!

違法ダウンロード刑罰化うんちゃらかんちゃらもありましたね。
基本的に、技術的に出来ちゃうことを法律でダメっていうのって、道徳上の指針として必要なこともあるんだろうけど、どうなんだろう???
ことこれに関しては、テクノロジーのスピード感におっついてない感覚がある気が?!?
たぶん、この先、いつでもどこでもネットがつながってる世の中になったら、それこそ各自の端末にダウンロードしなくても、常にストリーミングで音楽も映像も楽しむようになるだろうし(もうだいぶなってるか?!?)法律で規制かけてもねぇ...?!?

ていうかじゃあ、音楽が売れなくなってるのどうすればいいんだよ、な話?!?
(違法ダウンロードと音楽ソフトの販売不振の関係性も???な部分もあるのですが)

今までこのコラムで、いろんな人とインタビュー的な話をさせてもらいました。
その中でも、実はこの話題はかならずといっていいほど出てきたりでした。
いろんな人がいろんな考えあるけど、まぁ既成のいろんなことが通用しなくなってることだけは確かっぽいですね。
視点と次元を変えれば、いい感じでいけるとHATA的には思うようにしてる感じです!!!

あっ話を戻していこうかな。
いろんなのがバージョンアップしましたね。
現在、MAC OS X(10.7x)、Windowsは8
Pro Tools 10、Logic Pro 9、Cubase7が出る、Ableton Live 9、Digital Performer 8が出たり、でもってiPhone5(iPhone6ももう開発進んでるの?!?)
なんとなく、Ver.11とか、Ver.20とかって、数字的にイメージが薄い気が?!?
たぶんアップルが、OS X 以降、OS ? とかって方向にいかなそうって思うのもあるのかな?!?
バージョンが二桁になるころには、内容もガラっとかわってきて、ネーミングも新しくリニューアルってパターンも多いのかな?!?
でも、ROXIOToastは、もうVer.11か!!!
Pro Toolsもこの先、11以降のナンバリングでいきそうな予感?!?
変化のスピード感に流されず、乗りこなしていきたいものです。



そんなこんなな2012年を振り返ってみた所で、2013年、新年のご挨拶編にいってみましょう!!!

ARのX氏に連れられてきた先は、NativeInstruments JAPANの事務所



なんでも、ここはまだ、今年の1/7から使いはじめている新しい場所なんだそうです。
NativeInstruments といえば、このコラムでも書きましたが、CD HATAが使っているDJソフトTRAKTORをリリースしている会社。
そのコントローラーなどいろいろ置いてあります。



そして、これから発売されるZ2も置いてありました。
感触もいい感じでしたよ~!!!



この動画とか見ると、PCの画面は全く見ず、ターンテーブルとミキサーの操作だけでできちゃってる!!!



ちなみに、このDJ Crazeさんは、結構なターンテーブリストの人でも、やっぱり人間がやってることだから、少しヨレたり(それも味やノリにつながってたりもあるけど)ってところがあったりもだけど、この人はそういうの全くなくホントタイトに入れてくるところがスゲーとか話もしつつ。

テクノ系で言えば、S4(今、一番売れてるって)とか使えば、ほとんどPCやマウスに触れないでもDJができちゃったりもするよね。
フェーダーやつまみ、ボタンの感触や反応もよくなってるし、技術の進歩で新しい表現方法が生まれてくるってスゴイ面白いことだと思う!!!

その他、NativeInstrumentsは、clubberiaでも取り上げているMASCHINEだったり、あっDE DE MOUSEくんのインタビューの時にNativeInstrumentsのソフトシンセが好きって行ってたな!!!

そんなこんなな、大注目のNativeInstrumentsさんとも今年は仲良くやっていければと思います!!!


新年そうそう散漫な感じで書いてしまったかもですが?!?総合すると、新しい何かを受け入れたり、導入したりの時って、感覚のシフトが必要になると思うんだけど、それって面倒くさいことじゃなくって、ワクワクすることだよねぇ~と!!!
テクノロジーに溺れることなく柔軟に使いこなすって大事だと思います。
いろいろ乗りこなしていきましょう!!!

2013年、新しいことに感謝です!!!

 CD HATA from Dachambo

『Machine de Music』Q&A コーナー
“clubberia features”でおなじみのコラム『Machine de Music』ではじまる Q&A
そうそれは質問コーナー、執筆者のHATA氏が質問にお答えします!!!
sotec社「Logic Studio テクニカルマスター」を執筆など、DAWにも精通
また、フジロックや朝霧JAM、ライジングサン、サマーソニックなど日本のフェスを総なめにしているフェス番長Dachamboの「Machine and Motivation」を担当しているHATA氏
音楽機材に関しての質問はもちろん、年間100本近くフェスやLive等のパーティーを体験しているHATA氏だからこそ答えられるパー ティーに関してのこと、はたまた恋に関しての相談などなど何でも?!?質問に答えちゃいます!!!
下記メールアドレスまで、どしどしご質問下さい!!!

hata_machine@clubberia.com

archive
第一回 「Kaossilator Pro」その1
第二回 「Kaossilator Pro」その2
第三回 温故知新!?
第四回 「PICnome(ピクノーム)」その1
第五回 「PICnome(ピクノーム)」その2
第六回 「CI2+ de CUBASE 」
第七回 音楽制作の移り変わりと時代の変化に対する不可分的相関関係について!?!(タイトルなげぇ?!?)
第八回 「年末スペシャル」MIXに深みあり、人に歴史あり!!!
第九回 新年のご挨拶
第十回 KAOSS PAD QUAD「くわぁ~ドォ!!!」
第十一回 【社会の時間】社会科見学の巻
第十二回 音を見る!!!
第十三回 りらっくスタジオ
第十四回 新年あけまして~!!!旅のお供にmonotron DUO&monotron DELAY
第十五回 やっぱ幅の広さは大切ッスね!!!
第十六回 スペインはバスクからのウェルカム!!!
第十七回 裏の裏は表だったのだ!!!
第十八回 人生がインプロビゼーション
第十九回 一枚のアルバムができるまで
第二十回 やっぱり繋がりって大切ですよね!!!
第二十一回 マ~ヤっぱり2013年もよろしくおねがぁいをしま~す!!!
第二十二回 このコラム 3rdアニバーサリーなのさ~ど!!!
第二十三回 へび年クネクネ振り返る!!!
第二十四回 小さな巨人『littleBits』
第二十五回 わかりはじめたハイレゾリューション
第二十六回 世界基準の田舎テクノフェス その名「rural」
第二十七回 Ableton Liveを酒の肴に
第二十八回 形あるものへの美学
第二十九回 Machine-de-MUSICとMASCHINEで
第三十回 モジュラーシンセは無限大の音作り
第三十一回 シンセ番長の大博物館
第三十二回 "CD HATA & MASARU / Octopus Roope" 音の中身はこうなっている
第三十三回 日本初 音楽カンファレンス&イベント『TOKYO DANCE MUSIC EVENT』
第三十四回 蜻蛉-TONBO-「Tokyo Mad Cave」リリース記念 O.N.O a.k.a MachineLive対談インタビュー
第三十五回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第一弾 kuniyuki studio
第三十六回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第二弾 Hideo Kobayashi studio
第三十七回 Sakiko Osawa「Chronic」リリース 日々研究
profile
DJ HATA
CD HATA


Yahoo公認フェス番長”Dachambo”のシンセサイザー担当
Dachamboは5度のフジロックへの出演しており、ライジングサン、朝霧jam、サマーソニックなど日本のフェスへ多数出演することで、Yahooよりフェス番長の称号を与えられる。
またオーストラリアツアー、アメリカツアーなどワールドワイドに活躍し2016年9月16日ベスト盤アルバム”HERBEST”をリリース
http://goo.gl/ywPyvU

CD HATA名義のテクノDJとしても、野外フェス、クラブイベントで精力的に活動中
remix制作、MixCDリリース、アンビエントアルバムをリリースし、オーストラリアやフランス~スペインツアーなど海外でも活躍し、元i-depの藤枝伸介との「Polar Chalors」Ableton認定トレーナーKOYASとの「CD HATA×KOYAS」kannonsoundプロデューサーMASARUとの「CD HATA&MASARU」等、多彩なリリースを重ねる。

また、300ページに及ぶ「Logic Studio テクニカルマスター」執筆などデジタル機材に精通しており、DJスクールidpsで楽曲制作の講師を務める。
http://www.idpsorg.com/production


『CD HATA』
facebook
http://www.facebook.com/CDHATADachambo
Twitter
http://twitter.com/DJHATA_Dachambo
tumblr
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beatport
https://pro.beatport.com/artist/cd-hata/190156

INFOMATION


海外・日本の第一線で活躍する現役DJを常任講師として迎えているDJスクール「IDPS」にてCD HATAも講師をしています。
東京校楽曲制作コースではLogic Proを、楽曲制作オンラインコースではAbleton LiveまたはLogic Proを選択可能となっています。
興味のある方は、カウンセリングの予約をお願いします。

東京校 楽曲制作コース
http://www.idpsorg.com/production

楽曲制作オンラインコース
http://www.idpsorg.com/production_online


DJ SCHEDULE


2017/5/19 (FRI)
『caldera』
at RAF-REC
18:00 - 0:00

GUEST DJ
CD HATA from DACHAMBO

DJ
JOJO(FANTASIA)
SAITOPEN(SANDINISTA/OPEN)
ryohei(BASE the SPACE)
yoshiki(caldera)

Used Cd / Record & Cafe
【RAF-REC】
〒990-0828
山形県山形市双葉町2-1-1

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/294297070999411/





2017.05.20 (SAT)
『ONENESS』

at THEARTER (福島県郡山市清水台1-6-9 八幡プラザ3階) OPEN/START 22:00
DOOR 2,500yen(w/1D)

Special Guest
CD HATA (Dachambo)

Guest DJ
U-SKE (dob masala)

DJ's
HII (ONENESS/GRASSCODE)
Sho Nagamine (HOOP)
Syuhey

Dachamboのサイケデリックシンセストと活躍し、昨年末にテクノトラックをCD HATA&MASARU名義でOctopus Roopeをリリースし勢いが増しているCD HATAさんが1年半ぶりに来郡です!
そして会津の重鎮U-SKEさんも出演です!
良質なダンスミュージックを体感しに是非とも!

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/1845972062332859/





2017/5/26 (Fri) 『TYPE NINE』
@Aoyama TenT
OPEN 22:00~
Charge:1,000yen(with 1D)
- 出入り自由

■Line up
CD HATA(Dachambo)
TOMO HACHIGA(HYDRANT/NT.LAB)
K.N.(hydraulix/original mass recording)
CHIE NAKAJIMA(RE:INSOLENCE)
Gradate (Tokyo Bass Music)
SHIT DUO
SHINICHIRO IMANARI(09recordings)

2016年から都内で不定期開催するテクノパーティー「TYPE NINE」。今回は日本最強(狂)サイケデリックジャムバンド"Dachambo"のシンサイザー担当CD HATAと前回に引き続き再登場となる孤高のダークミニマリストTOMO HACHIGA、そして日本のACID TECHNO第一人者にて、日本のアンダーグランドテクノシーンをリードするK.N.が緊急参戦いたします。

Aoyama TenT
東京都渋谷区東1-2-23 旧ma東ビル3F

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/304063510016494





2017.5.27 (SAT)
『Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO』

今夏、アメリカ・オレゴン州で開催される「オレゴン皆既日食フェス」のプレパーティー「Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO」が5月27日(土)に新木場ageHaにて開催決定!

Dachambo
CD HATA
出演

【 Oregon Eclipse 2017とは?】
オレゴンの大自然の中、アートや音楽に囲まれて1週間キャンプをしながら皆既日食を観測するという巨大野外イベント。
世界中400以上のアーティストが7つのステージに集結し、3万人以上のオーディエンスが熱狂する!

http://www.clubberia.com/ja/events/266803-OREGON-ECLIPSE-2017-TEASER-in-TOKYO/



INFOMATION
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RIPPLE

CI2+

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