コラム第6回目


まだまだ暑い日が続いてますねぇ...この残暑は、なんざんしょ!?!
こんな日は、山に登って涼みたいなぁと思いつつ
標高100mにつき0.65度気温が低下するらしいんで、5000mくらい登れば、東京で40℃くらいあっても寒いぐらいに涼しいんだろうなぁ...
アレ?5000mって富士山より高いじゃん?!?
いゃいゃ、まぁまぁ、や~まんです!!!

そんな(どんな?)YAMAHAさんは、2006年からテクノなドイツのSteinbergというDAWの会社を取り扱っていて、このたび、USB接続タイプのオーディオインターフェイスと音楽制作ソフトウェアを同梱したパッケージ商品「CI1」と「CI2+」がリリースされましたのです。

もともと「CI2」という、USB接続タイプのオーディオインターフェイスと音楽制作ソフトウェアを同梱した商品がありまして、それをもっとシンプル&お手軽にした「CI1」という商品と、コントローラ部分などが強力になった「CI2+」という、弟と兄貴のようなポジションが生み出されたのであります。

今回は、兄貴のようなポジション「CI2+」をさわりながら、ポカ~ンとやってみようと思います。

ぜ~んぜん関係ないけど、イギリスで70年代後半から80年代に前半にかけて放送されていた人気番組に「CI5」ってのがありまして、刑事ものなんだけど「踊る大走査線」というよりは「あぶない刑事」な感じかなぁ!?!
ドイルとボーディーってやんちゃな刑事(特捜班)が大暴れ、んでもって上司のコーレイ部長がまたいい味出してるんですよ!!!
そして脚本がいいんです!!!
「CI2」がコーレイ部長、「CI1」がドイル、「CI2+」がボーディーって感じに進めましょうか?!?
今回もわけのわからん脱線の危機が迫ってまいりましたが、残暑バテにも負けず突き進んでいきましょう!!!

キタァー!!!



そしていろいろ入ってますねぇ~



「CI2+」持った感じの重量感がちょうどいい!!!
重すぎると持ち運びの際にダルいし、軽すぎるのもなんか「大丈夫なの?」的な根拠の無い不安感があったりなんだけど 、ジャストフィットな重さで期待大です。

そして、同梱されているものの中に一つ気になるものが入ってます。
その名も「フェライトコア



たまにデジカメとかに付属されているUSBケーブルに、もともとくっついてる時もありますよね。
「フェライトコア」が単独で同梱されてて自分でUSBケーブル固定するってテクノな感じ好きです。
「フェライトコア」てのは、周囲から受ける、高周波のノイズを抑制するもんだそうで。
だけど闇雲につけても期待した効果は得られなかったりもあったりな?!?
ADSLのモデム周辺やら、車の中で使われたりもあるみたいね。

いろいろ巻き方だったり、取り付ける箇所だったりもあるんだそうですが、ここは「CI2+」のマニュアルにもあるように、「CI2+」本体に近いところで、クルっと一回巻いて固定してみました。



「フェライトコア」いろいろ調べてるうちに、いろんな種類やら「こうやって使ってみようかなぁ」ってのが出てきて、秋葉原まで買いに行きそうになっちゃたけど、ここはグっと我慢をし、引き続きレポートしてきたいと思います。
同梱されている「TOOLS for CI2」というCD-ROMと「Cubase Essential 5」というDVD-ROMをパパパっとインストール 「TOOLS for CI2」は「CI2」を使う為のドライバーと「Cubase」と連携させて使う為のソフトウェアが入ってます。



現在のCubase シリーズ ラインナップは3つのものがあります。
「Cubase Essential 5」は、Cubase シリーズのエントリーグレードのものです。
ただ、エントリーグレードのものといえど、あなどるなかれ!!!
たいていのことはできちゃいます。
3つのものを比較してみても、トラック数、インプット/アウトプット数、付属のVST オーディオエフェクト プラグイン、インストゥルメント、VSTi サウンドプリセットの数ではハイグレードに負けてるぐらいなもんで、最初からいろいろいっぺんに使いこなすのも難しいし、慣れたらアップグレードすればいいしね。
個人的にはOMFに対応してると嬉しいんだけど。
OMFは、そんなにしょっちゅう 使うんじゃないんだけど、HATAは複数のDAWを使ってたりするし、他の人をファイルのやりとりする時にOMFですんじゃって楽な時もあるんだよね。
まぁでも大抵は上位グレードのやつにしか搭載されてないし、ProToolsでも、OMFファイルを読み込むには「DigiTranslator」というオプションソフトをインストールしなきゃなんないしだし。
今、あんまり使ってる人もいないかぁ...
まぁこの件は独り言です(遠い目で...)

エントリーグレードといえど、例えば、MACで標準でついてるGarageBandもそうだけど、全然バリバリで使えるよね!!!
いい時代になったもんだなぁ(再び遠い目で...)

HATAのDAW遍歴は、Digital Performerからスタートし、Pro Tools LEAbleton Liveを触りつつ、今はLogic Studioを使う頻度が高いんだけど、昔どうしてもDelay Lamaっていうのを使いたくって、Cubaseを使ったこともあったりなんです。
Delay Lamaは「あう、あう」言っててイカしてたなぁ!!!
また「あう、あう」言わしてぇ~!!!
Dachamboの「LAMA」って曲もイカしてるよ~!!!

さてさて、そんな久しぶりのCubaseなんで、ここはやっぱり、Cubase先輩パイセンにご登場をお願いしました!!!
今回は、フロム沖縄、琉球ディスコの哲史さんに遊びに来てもらいました!!!
場所はもちろん前回も使わせてもらった、我らの集いの場、三軒茶屋のRIPPLEです。



ここで緊急告知!!!
9/24(金) ここ三軒茶屋のRIPPLEで、HATAとDachambo村長AOによる第二回目の「AOHATA JAM」が開催されます。
前回は、あのロックスターや、あのイケメンSAXや、あの斬るパーカッションやら、いつものあの人達の豪華メンツで、やんややんやの大騒ぎ!!!
今回はどんなことになるのやら?!?
みなさん遊びに来て下さいね!!!

話を戻して我らがDachamboは、琉球ディスコさんのアルバム「pleasure」に参加したりなんですが、その時の曲「RYUKYUDISTO」も、哲史さんがCubaseでデモを創ってだったんですよ。
そのデモがすごい沖縄フィーリングとDachamboらしさが上手く融合されてて、それに刺激されてナンクルナイサなアレンジが進んでってっていう、スゲーいい感じな作業だったんですよ。
そんな哲史さんとグビグビやりながらの対談です。
今回は対談形式でゴ~ゴ~!!!

HATA( 以下 H )「どうも!去年のLIQUIDROOM、じゃなくて今年の濱Jam以来かな?」

哲史( 以下 T )「そうですね。どっちも楽しかったですね!おつかれさまでした。」

H「Cubaseは、どれくらい使ってるの?」

T「5年くらいですかね。その時はVer.3でしたね。今はVer.5ですよね。画面もCubase 5とCubase Essential 5は、ほとんどかわらないですね。」

H「わかりやすいから、画面見れば、たいていの機能はわかるよね。あっ、ボリュームとかエフェクトのオートメーションって、どうやって書いてくの?」

T「僕のやりかたは、オートメーション書込ボタンを押してから、書き込みたいパラメーターをクリックしながら書き込んでいく場合が多いですね。」





H「お~ホントだ、オートメーション書かれている!エフェクトのパラメーターも動かしたい所を同じ感じで書き込んでけばいいんだね!」

T「そのオーディオインターフェース、かっこいいですね!デザインとsteinbergの刻印がアガりますね!」

H「だよね!左側がオーディオインターフェースの機能で、右側がコントローラーになってるよ。」



T「PLAY/STOPとかRECって作業の中で何回も押す部分だから、それがボタンでついてるのは嬉しいですね。ノートパソコンだとテンキーが無いから、PLAY/STOPとかRECのボタン用の為にテンキーを接続させたりもしてるんです。これがあれば、わざわざテンキーを接続しなくてすみますね。」

H「マウスでクリックするより、ボタンを押すほうが、作業してて気持ちいいんだよね。んで、その気持ち良さって作品にも大きく影響してくる気がするんだよね。あと真ん中のノブがスゲー便利!動かしたいパラメーターの所にカーソルをもってくだけで、あとはこのノブを動かせばコントロールできる!」

T「さっきのオートメーションを書き込む時も、マウスでコントロールするんじゃなくて、このノブでいけますね。その方が微妙なニュアンスも表現できますね。オーディオインターフェースに関して、今、8ch以上の入出力があるものを使ってるんですが、テクノの場合、2chの入出力があれば事足りるので十分これでいけますね。バンドの場合は各パートをいっぺんに録音できた方がいいと思うので、入出力はいっぱいあったほうがいいんですか?」

H「確かにベーシックになるドラム、ベース、ギター、シンセとかを録音する時は、みんないっぺんに録るから入力数が多くないとできないけど、その後のオーバーダビングは個別にやるわけだから、2chあれば十分だよね。これ音も素直でいい感じだよ。Hi-Zもついてるからギターとか直接つないで、さっとデモ録音とかにも向いてるしね。」

T「USBバスパワーで駆動するので電源アダプターも必要なくてシンプルでいいですね。」

T「Cubase Essential 5 は、プロジェクトを立ち上げる時にプロジェクトアシスタントで、いろいろなテンプレートからスタートさせられるのは便利ですね。」



H「いろんなジャンルがあって、リズムパートが最初から打ち込まれてて、各パートのVSTインストゥルメントが割り当てられてるから、すぐ作業に入れるね。」



H「やっぱCubaseのVSTプラグインとかVSTインストゥルメントは強力だよなぁ!琉球ディスコさんはサウンド&レコーディング・マガジンでCubaseのコーナーはじまるんだよね。俺も読むね!今日はありがとうございます。」

T「今度は沖縄でDachamboさんと一緒にやりたいですね。」

H「是非、ハイサイでメンソ~レでお願いします!」

T「(笑).....」



ナンクルナイサ~で感謝です!!!

CD HATA
『Machine de Music』Q&A コーナー
“clubberia features”でおなじみのコラム『Machine de Music』ではじまる Q&A
そうそれは質問コーナー、執筆者のHATA氏が質問にお答えします!!!
sotec社「Logic Studio テクニカルマスター」を執筆など、DAWにも精通
また、フジロックや朝霧JAM、ライジングサン、サマーソニックなど日本のフェスを総なめにしているフェス番長Dachamboの「Machine and Motivation」を担当しているHATA氏
音楽機材に関しての質問はもちろん、年間100本近くフェスやLive等のパーティーを体験しているHATA氏だからこそ答えられるパー ティーに関してのこと、はたまた恋に関しての相談などなど何でも?!?質問に答えちゃいます!!!
下記メールアドレスまで、どしどしご質問下さい!!!

hata_machine@clubberia.com

archive
第一回 「Kaossilator Pro」その1
第二回 「Kaossilator Pro」その2
第三回 温故知新!?
第四回 「PICnome(ピクノーム)」その1
第五回 「PICnome(ピクノーム)」その2
第六回 「CI2+ de CUBASE 」
第七回 音楽制作の移り変わりと時代の変化に対する不可分的相関関係について!?!(タイトルなげぇ?!?)
第八回 「年末スペシャル」MIXに深みあり、人に歴史あり!!!
第九回 新年のご挨拶
第十回 KAOSS PAD QUAD「くわぁ~ドォ!!!」
第十一回 【社会の時間】社会科見学の巻
第十二回 音を見る!!!
第十三回 りらっくスタジオ
第十四回 新年あけまして~!!!旅のお供にmonotron DUO&monotron DELAY
第十五回 やっぱ幅の広さは大切ッスね!!!
第十六回 スペインはバスクからのウェルカム!!!
第十七回 裏の裏は表だったのだ!!!
第十八回 人生がインプロビゼーション
第十九回 一枚のアルバムができるまで
第二十回 やっぱり繋がりって大切ですよね!!!
第二十一回 マ~ヤっぱり2013年もよろしくおねがぁいをしま~す!!!
第二十二回 このコラム 3rdアニバーサリーなのさ~ど!!!
第二十三回 へび年クネクネ振り返る!!!
第二十四回 小さな巨人『littleBits』
第二十五回 わかりはじめたハイレゾリューション
第二十六回 世界基準の田舎テクノフェス その名「rural」
第二十七回 Ableton Liveを酒の肴に
第二十八回 形あるものへの美学
第二十九回 Machine-de-MUSICとMASCHINEで
第三十回 モジュラーシンセは無限大の音作り
第三十一回 シンセ番長の大博物館
第三十二回 "CD HATA & MASARU / Octopus Roope" 音の中身はこうなっている
第三十三回 日本初 音楽カンファレンス&イベント『TOKYO DANCE MUSIC EVENT』
第三十四回 蜻蛉-TONBO-「Tokyo Mad Cave」リリース記念 O.N.O a.k.a MachineLive対談インタビュー
第三十五回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第一弾 kuniyuki studio
第三十六回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第二弾 Hideo Kobayashi studio
第三十七回 Sakiko Osawa「Chronic」リリース 日々研究
profile
DJ HATA
CD HATA


Yahoo公認フェス番長”Dachambo”のシンセサイザー担当
Dachamboは5度のフジロックへの出演しており、ライジングサン、朝霧jam、サマーソニックなど日本のフェスへ多数出演することで、Yahooよりフェス番長の称号を与えられる。
またオーストラリアツアー、アメリカツアーなどワールドワイドに活躍し2016年9月16日ベスト盤アルバム”HERBEST”をリリース
http://goo.gl/ywPyvU

CD HATA名義のテクノDJとしても、野外フェス、クラブイベントで精力的に活動中
remix制作、MixCDリリース、アンビエントアルバムをリリースし、オーストラリアやフランス~スペインツアーなど海外でも活躍し、元i-depの藤枝伸介との「Polar Chalors」Ableton認定トレーナーKOYASとの「CD HATA×KOYAS」kannonsoundプロデューサーMASARUとの「CD HATA&MASARU」等、多彩なリリースを重ねる。

また、300ページに及ぶ「Logic Studio テクニカルマスター」執筆などデジタル機材に精通しており、DJスクールidpsで楽曲制作の講師を務める。
http://www.idpsorg.com/production


『CD HATA』
facebook
http://www.facebook.com/CDHATADachambo
Twitter
http://twitter.com/DJHATA_Dachambo
tumblr
http://hatadachambo.tumblr.com/
mixcloud
http://www.mixcloud.com/CDHATA/
YouTube
http://www.youtube.com/playlist?list=PLMm1DgIPaBk-QX9Lq-k-TfyV_RhrCQHDc
beatport
https://pro.beatport.com/artist/cd-hata/190156

INFOMATION


海外・日本の第一線で活躍する現役DJを常任講師として迎えているDJスクール「IDPS」にてCD HATAも講師をしています。
東京校楽曲制作コースではLogic Proを、楽曲制作オンラインコースではAbleton LiveまたはLogic Proを選択可能となっています。
興味のある方は、カウンセリングの予約をお願いします。

東京校 楽曲制作コース
http://www.idpsorg.com/production

楽曲制作オンラインコース
http://www.idpsorg.com/production_online


DJ SCHEDULE


2017/5/19 (FRI)
『caldera』
at RAF-REC
18:00 - 0:00

GUEST DJ
CD HATA from DACHAMBO

DJ
JOJO(FANTASIA)
SAITOPEN(SANDINISTA/OPEN)
ryohei(BASE the SPACE)
yoshiki(caldera)

Used Cd / Record & Cafe
【RAF-REC】
〒990-0828
山形県山形市双葉町2-1-1

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/294297070999411/





2017.05.20 (SAT)
『ONENESS』

at THEARTER (福島県郡山市清水台1-6-9 八幡プラザ3階) OPEN/START 22:00
DOOR 2,500yen(w/1D)

Special Guest
CD HATA (Dachambo)

Guest DJ
U-SKE (dob masala)

DJ's
HII (ONENESS/GRASSCODE)
Sho Nagamine (HOOP)
Syuhey

Dachamboのサイケデリックシンセストと活躍し、昨年末にテクノトラックをCD HATA&MASARU名義でOctopus Roopeをリリースし勢いが増しているCD HATAさんが1年半ぶりに来郡です!
そして会津の重鎮U-SKEさんも出演です!
良質なダンスミュージックを体感しに是非とも!

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/1845972062332859/





2017/5/26 (Fri) 『TYPE NINE』
@Aoyama TenT
OPEN 22:00~
Charge:1,000yen(with 1D)
- 出入り自由

■Line up
CD HATA(Dachambo)
TOMO HACHIGA(HYDRANT/NT.LAB)
K.N.(hydraulix/original mass recording)
CHIE NAKAJIMA(RE:INSOLENCE)
Gradate (Tokyo Bass Music)
SHIT DUO
SHINICHIRO IMANARI(09recordings)

2016年から都内で不定期開催するテクノパーティー「TYPE NINE」。今回は日本最強(狂)サイケデリックジャムバンド"Dachambo"のシンサイザー担当CD HATAと前回に引き続き再登場となる孤高のダークミニマリストTOMO HACHIGA、そして日本のACID TECHNO第一人者にて、日本のアンダーグランドテクノシーンをリードするK.N.が緊急参戦いたします。

Aoyama TenT
東京都渋谷区東1-2-23 旧ma東ビル3F

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/304063510016494





2017.5.27 (SAT)
『Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO』

今夏、アメリカ・オレゴン州で開催される「オレゴン皆既日食フェス」のプレパーティー「Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO」が5月27日(土)に新木場ageHaにて開催決定!

Dachambo
CD HATA
出演

【 Oregon Eclipse 2017とは?】
オレゴンの大自然の中、アートや音楽に囲まれて1週間キャンプをしながら皆既日食を観測するという巨大野外イベント。
世界中400以上のアーティストが7つのステージに集結し、3万人以上のオーディエンスが熱狂する!

http://www.clubberia.com/ja/events/266803-OREGON-ECLIPSE-2017-TEASER-in-TOKYO/



INFOMATION
release

release

RIPPLE

CI2+

release

release

release

release

release

release

release