コラム第23回目


clubberiaをご覧の皆様いかがおすごしでしょうか???
ていうか、お久しぶりになっていまい…(関係者の皆様スミマセン...)
前回の更新が春で、3周年と謳っておきながらのあれよあれよとマサカの年末
そろそろ今年のことを振り返る時期に差し掛かって、暮の元気なご挨拶くらいはさせて頂いてもよろしいでしょうか?!?な、今日この頃のCD HATAでございます。

さて、さっそくですが、今年一年をもう振り返っちゃいます。

まずは自分のことからになっちゃいますが、数えてみたら、今年もなんやかんや、LiveやDJで年間100本以上のパーティーに参加させて頂きました。
5月にスペインにDJやりにいけたのは大きかったなぁ。










最初の動画の会場が、すんごい大バコだったんだけど、聞いたことないくらいデッカイ音で、キックのドンドンで勝手に体が動いちゃうくらい、もう踊るっていうより、音圧で体が勝手に振動しちゃうくらいの大音量なんだけど、不思議と隣の人と会話はできちゃうんだよね。
音がすごい通ってる!!!

どういうことかっていうと、たぶん
・電圧が高いから音に張りがある
・建物自体が石?とかでガッシリ作られてて余計な共振がない
・空気が乾燥しててよく通る
・チューニングをしっかり時間と手間暇かけてやってた
ってところなのかな!?!

これだけ整ったいい音だと、乱暴な言い方しちゃうと、小賢しいことやらなくても、シンプルに音出してるだけで気持ちいいし、テクノってコレかぁ~!!!
(アメリカのハイウェイをブッとばした時に「アメリカンロックってコレかぁ~!!!」って思ったのに似てる) を体験できたのは自分の経験値アップとして非常に大きなことでした。

と、まぁ音楽機材コラムなので、やはり音楽機材を中心に振り返るような流れに上手くもっていけてるのではないかと自画自賛をしながら進めていきたいと思います。

HATAはここ最近メインのDAWは、教則本を執筆したのもあって、LogicStudioを使っていたのですが、今年リリースされたAbleton Live 9も使いはじめました。
Ableton Live自体は今までもちょくちょく使っていたのですが、PCを使ってより自由度が高いライブパフォーマンスをやりたくなり、やはりライブで使うのはAbleton Liveだろうということで、本格的に使いはじめました。

同時にMIDI鍵盤、コントローラーとしてLaunchkeyも使いはじめました。
Launchkeyは、Ableton Liveで使用するのに適した作りになっていて、こういう解説ビデオにも登場させてもらったりもしました。




Launchkeyは、マスター鍵盤としてのクオリティーも高く、cro-magnonのキーボディスト 金子巧氏と一緒にこんなビデオに登場したり!!!




このビデオシリーズは今年、何本か撮っていて民族楽器のバーチャルインストゥルメンツ「MOTU Ethno2」の紹介ビデオでは、ignatさん(今年リリースされたアルバム「LIFETIME BOOGIE INITIATION」には、ignatさんの曲のremix「i.M.U」Sparkling Mix by HATA も収録されてます。) 、Polar Chalors藤枝くん(Polar Chalorsも今年7月に、2nd album『Elements of Multiverse』をリリースしました。)、DachamboのYAOさん(今年Dachamboはライブ活動を止めてたんだけど来年は!?!)と、民族楽器のスペシャリストを集めて、こんなの撮ったり




ホント最近のソフトシンセは音が良くなったよなぁ~!!!
この民族楽器のソフトウェアもオススメです!!!

MOTUといえば、Digital Performerですが、HATAは一番最初に触れたDAWがDigital Performerで、今年からまたDigital Performer 8も使いはじめました。
Digital Performer 8は、とにかく音がイイ!!!
バウンスした時の精度が高く、HATA好みのちょっとハイが立つ音で、最近はAbleton Liveで曲を創っていって、それをパラで書き出して(Ableton Liveは、各トラックごとに一発でバラバラに書き出せるから便利、しかもセンドエフェクトを別トラックで書き出してくれる所が、非常にかゆい所に手が届いている!!!)、それをDigital Performer 8上でミックスするっていうのが、お気に入りの作業方法です。
ん~このへんのことは来年くわしく書いてみようかな?!?


次に今年、気になったハードウェアの機材も紹介します。
それはnovationからリリースされたBass StationII



HATAは、初代のBass Stationもお気に入りで使っていたのですが、その新しいバージョン。
アナログのオシレーター、アナログのフィルターが搭載された、モノフォニックのシンセサイザーなんですが、今風の音もカバーされていて、ブットい音で、幅広い音づくりが出来ます!!!
フィルターやレゾナンスの効きも良く、プリセットの音も幅広く用意されていています。
音色のバリエーションが多いと、どうしても各音色で音量のバラツキが気になる時があるのですが、リミッターが内蔵されていて、レンジ感が広い音色が並んでいても音量感が一定で、とても使いやすいです。
そしてアルペジエーターもご機嫌!!!

これはBass StationIIを、はじめて触った時の動画です。




このビデオに登場しているKOYASくんとは、今年、三軒茶屋orbitで、Ableton Live Work Shopをやりました。
メイン講師のKOYASくんの横で、スペシャルゲストアシスタント?!?として、全4回、横でチャチャを入れながら半分生徒のように勉強しながらの講習会で楽しかったです!!!
Ableton Liveの機能の説明や、トラック制作によくありがちな「ループは出来るけどそこから先が…」という状況をいかに打破するかという、曲を創っている人だったら誰でもためになるような講座だったのではないでしょうか。
ラストの4回目、テーマが「ライブパフォーマンスにおいて」の時には、HATAも機材を持っていき、2人でセッションもやりました。



KOYASくんとは、今年、いきあたりバッチリのインプロ打ち込みユニットをはじめました。
二人ともAbleton Live上で、KOYASくんはPUSHを使い、HATAはLaunchkeyを使い、機材を並べ2人向かい合わせで「次キック出してくからベース出してって」とか「ハイハットよろしく」とか、その場でフレーズを組んだりしながらセッションでライブをやっていくユニットです。



来年の1/22(水)の1st アルバムがリリースされます。
こちらもチェックをよろしくお願いします!!!


こんな感じのお久しぶりでしたが、機材面を中心に2013年を振り返ってみました。
来年もまた新しい音楽機材に巡りあえるのを楽しみにしています!!!

そして新しい試みとしましては、来年2/2(日)ラフォーレミュージアム原宿で、ちょっとしたすごい公演を行います。
これはPolar Chalorsで演奏もしますが、HATAが企画やら制作もやって、今まで観たことないような催しものとして創りあげています。
相当いろんな所で、いろんな遊び方をしてきたワタクシが、また新しい遊び方を提示できればという感じでやっています。
たぶん、観ないと後悔しちゃうんじゃないかと思うくらい斬新な芸術ショーになる予感が大です!!!
こちらもチェックをよろしくお願いします。
ホームページはコチラです!!!



新しい年を迎えるにあたって、また新しい音楽に出会えることを期待します。
今後ともこのコラムも、何卒よろしくお願い致します!!!

  CD HATA




archive
第一回 「Kaossilator Pro」その1
第二回 「Kaossilator Pro」その2
第三回 温故知新!?
第四回 「PICnome(ピクノーム)」その1
第五回 「PICnome(ピクノーム)」その2
第六回 「CI2+ de CUBASE 」
第七回 音楽制作の移り変わりと時代の変化に対する不可分的相関関係について!?!(タイトルなげぇ?!?)
第八回 「年末スペシャル」MIXに深みあり、人に歴史あり!!!
第九回 新年のご挨拶
第十回 KAOSS PAD QUAD「くわぁ~ドォ!!!」
第十一回 【社会の時間】社会科見学の巻
第十二回 音を見る!!!
第十三回 りらっくスタジオ
第十四回 新年あけまして~!!!旅のお供にmonotron DUO&monotron DELAY
第十五回 やっぱ幅の広さは大切ッスね!!!
第十六回 スペインはバスクからのウェルカム!!!
第十七回 裏の裏は表だったのだ!!!
第十八回 人生がインプロビゼーション
第十九回 一枚のアルバムができるまで
第二十回 やっぱり繋がりって大切ですよね!!!
第二十一回 マ~ヤっぱり2013年もよろしくおねがぁいをしま~す!!!
第二十二回 このコラム 3rdアニバーサリーなのさ~ど!!!
第二十三回 へび年クネクネ振り返る!!!
第二十四回 小さな巨人『littleBits』
第二十五回 わかりはじめたハイレゾリューション
第二十六回 世界基準の田舎テクノフェス その名「rural」
第二十七回 Ableton Liveを酒の肴に
第二十八回 形あるものへの美学
第二十九回 Machine-de-MUSICとMASCHINEで
第三十回 モジュラーシンセは無限大の音作り
第三十一回 シンセ番長の大博物館
第三十二回 "CD HATA & MASARU / Octopus Roope" 音の中身はこうなっている
第三十三回 日本初 音楽カンファレンス&イベント『TOKYO DANCE MUSIC EVENT』
第三十四回 蜻蛉-TONBO-「Tokyo Mad Cave」リリース記念 O.N.O a.k.a MachineLive対談インタビュー
第三十五回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第一弾 kuniyuki studio
第三十六回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第二弾 Hideo Kobayashi studio
第三十七回 Sakiko Osawa「Chronic」リリース 日々研究
profile
DJ HATA
CD HATA


Yahoo公認フェス番長”Dachambo”のシンセサイザー担当
Dachamboは5度のフジロックへの出演しており、ライジングサン、朝霧jam、サマーソニックなど日本のフェスへ多数出演することで、Yahooよりフェス番長の称号を与えられる。
またオーストラリアツアー、アメリカツアーなどワールドワイドに活躍し2016年9月16日ベスト盤アルバム”HERBEST”をリリース
http://goo.gl/ywPyvU

CD HATA名義のテクノDJとしても、野外フェス、クラブイベントで精力的に活動中
remix制作、MixCDリリース、アンビエントアルバムをリリースし、オーストラリアやフランス~スペインツアーなど海外でも活躍し、元i-depの藤枝伸介との「Polar Chalors」Ableton認定トレーナーKOYASとの「CD HATA×KOYAS」kannonsoundプロデューサーMASARUとの「CD HATA&MASARU」等、多彩なリリースを重ねる。

また、300ページに及ぶ「Logic Studio テクニカルマスター」執筆などデジタル機材に精通しており、DJスクールidpsで楽曲制作の講師を務める。
http://www.idpsorg.com/production


『CD HATA』
facebook
http://www.facebook.com/CDHATADachambo
Twitter
http://twitter.com/DJHATA_Dachambo
tumblr
http://hatadachambo.tumblr.com/
mixcloud
http://www.mixcloud.com/CDHATA/
YouTube
http://www.youtube.com/playlist?list=PLMm1DgIPaBk-QX9Lq-k-TfyV_RhrCQHDc
beatport
https://pro.beatport.com/artist/cd-hata/190156

INFOMATION


海外・日本の第一線で活躍する現役DJを常任講師として迎えているDJスクール「IDPS」にてCD HATAも講師をしています。
東京校楽曲制作コースではLogic Proを、楽曲制作オンラインコースではAbleton LiveまたはLogic Proを選択可能となっています。
興味のある方は、カウンセリングの予約をお願いします。

東京校 楽曲制作コース
http://www.idpsorg.com/production

楽曲制作オンラインコース
http://www.idpsorg.com/production_online


DJ SCHEDULE


2017/5/19 (FRI)
『caldera』
at RAF-REC
18:00 - 0:00

GUEST DJ
CD HATA from DACHAMBO

DJ
JOJO(FANTASIA)
SAITOPEN(SANDINISTA/OPEN)
ryohei(BASE the SPACE)
yoshiki(caldera)

Used Cd / Record & Cafe
【RAF-REC】
〒990-0828
山形県山形市双葉町2-1-1

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/294297070999411/





2017.05.20 (SAT)
『ONENESS』

at THEARTER (福島県郡山市清水台1-6-9 八幡プラザ3階) OPEN/START 22:00
DOOR 2,500yen(w/1D)

Special Guest
CD HATA (Dachambo)

Guest DJ
U-SKE (dob masala)

DJ's
HII (ONENESS/GRASSCODE)
Sho Nagamine (HOOP)
Syuhey

Dachamboのサイケデリックシンセストと活躍し、昨年末にテクノトラックをCD HATA&MASARU名義でOctopus Roopeをリリースし勢いが増しているCD HATAさんが1年半ぶりに来郡です!
そして会津の重鎮U-SKEさんも出演です!
良質なダンスミュージックを体感しに是非とも!

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/1845972062332859/





2017/5/26 (Fri) 『TYPE NINE』
@Aoyama TenT
OPEN 22:00~
Charge:1,000yen(with 1D)
- 出入り自由

■Line up
CD HATA(Dachambo)
TOMO HACHIGA(HYDRANT/NT.LAB)
K.N.(hydraulix/original mass recording)
CHIE NAKAJIMA(RE:INSOLENCE)
Gradate (Tokyo Bass Music)
SHIT DUO
SHINICHIRO IMANARI(09recordings)

2016年から都内で不定期開催するテクノパーティー「TYPE NINE」。今回は日本最強(狂)サイケデリックジャムバンド"Dachambo"のシンサイザー担当CD HATAと前回に引き続き再登場となる孤高のダークミニマリストTOMO HACHIGA、そして日本のACID TECHNO第一人者にて、日本のアンダーグランドテクノシーンをリードするK.N.が緊急参戦いたします。

Aoyama TenT
東京都渋谷区東1-2-23 旧ma東ビル3F

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/304063510016494





2017.5.27 (SAT)
『Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO』

今夏、アメリカ・オレゴン州で開催される「オレゴン皆既日食フェス」のプレパーティー「Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO」が5月27日(土)に新木場ageHaにて開催決定!

Dachambo
CD HATA
出演

【 Oregon Eclipse 2017とは?】
オレゴンの大自然の中、アートや音楽に囲まれて1週間キャンプをしながら皆既日食を観測するという巨大野外イベント。
世界中400以上のアーティストが7つのステージに集結し、3万人以上のオーディエンスが熱狂する!

http://www.clubberia.com/ja/events/266803-OREGON-ECLIPSE-2017-TEASER-in-TOKYO/



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