コラム第9回目


2011年
いまさらあけちゃいましたが、おめでとうございます!!!

昨年からスタートした、このコラム、どうにかこうにか年を越すことができましたのは皆々様のおかげでございます!!!
このコラムを通して出会った機材や人達がいっぱいで嬉しかったのでした。
今年も迷惑をふりまきながら、の~んびりやっていきますので、なにとぞ、よろしくおねがいしますでございますでそうろう!!!

さて、そんなこんなが、どんなこんなか、いって参りました新年のご挨拶
HATAにとっては初詣のようなもの!?!
そう、そこは、KING of 楽器店「イシバシ楽器新宿店



実はこの場所、HATAが高校生のころ、なにをかくそう(特にかくしていませんが?!?)ロッケンロ~ルなギタリスト時代から通っていた楽器店なんです。
ちょっと、ご近所の渋谷店池袋店は場所が変わったりなんですが、ここ新宿店はズゥ~とこの場所!!!
歴史を感じさせますね!!!

今日の目的は、HATAの現在のポジション「デジタルコーナー」
(高校生のころはブルーズなんぞにはまっており、「ギターはアンプに直しかありえないないでしょ!!!」エフェクターですらファッキン!!!と思っていたのですが...
人って変わるもんですね...それは進化なのか退化なのか?!?まぁその時に楽しいことをやってりゃいいのよ!!!)

各種デジタル製品は、2Fです。



今日は愛と健康の為に?!?エレベーターではなく、階段を登っていきましょう。
おっと、ここにはメンバー募集の張り紙が貼ってあります。
HATAも昔、貼らせて頂いたことがあるんです。



当方、ギタリスト、完全プロ指向!!!
ギターはこれからはじめます?!?
好きな音楽
ローリングストーンズ、フェイセズ、マディーウォーターズ、ロバートジョンソン etc
興味がある方はお電話下さい。

ってな感じで?!?

当時は携帯電話もポケベルも無く、家の固定電話しか無かった時代
オレってバリバリR&Rな言葉遣いで電話をかけてきてくれるのは嬉しいのですが、電話をとったのが親だった為、ソッコー斬られてしまった方もいらっしゃられたかと思います...
(そんな昔を振り返ることができるのも、お正月が成せるワザ?!?)

そんなノスタルジーに浸りながら着きました、2F フロアー



この奥に現在のHATAのワンダーランドが広がっています!!!
デジタルコーナー充実してますねぇ~!!!



今日のお目当ては、コレ!!!
グレート ブリブリテン from 英国のシンセサイザーnovationの「UltraNova」です!!!



HATAがDachamboで使っているメインシンセの一つにnovationの「K-station」があります。
国内外いろんな所にご一緒してもらってます。



お店の人のお話では「UltraNova」を購入されているお客様の中には、以前からnovation製品を使っている人が多くいらっしゃるとのこと。
「K-station」を使っている人が購入しているケースも多いらしいのですが、気持ちわかるわぁ~!!!
期待大です!!!
さっそく、うにょうにょと!!!



まず最初に感じたのが全体的な質感がいい感じなこと。
ぷらっちっくなんだろうけど、ツルっとというよりは少しサラっとした感触がステキです。
こういうところで愛着が全然かわってくるんですよねぇ!!!

「K-station」は2オクターブ分の鍵盤なんですが「UltraNova」は、もう1オクターブ分足されて、3オクターブ分の鍵盤がくっついてます。
本体も一回り大きくなっていますが、そんなに重たくは無い感じです。
重いと持ち運びタイヘンっすもんね。
大事です!!!

鍵盤のタッチもいい感じ。
発音のレスポンスもいいです。
これ楽器として一番大切なんですよね。
デジタルの場合、鍵盤が押されてから「えっとこの音をこんな感じでぇ~」って考えて(演算して)から、実際の音が出てくるんですが、シンセもどんどん頭が良くなってきて、その考えるスピードがアップしてるんじゃないかな!?!
あと、考えかた(アルゴリズム)もいろいろ複雑なことをいかに効率よくするかっていう工夫も進んでるんだろうなぁ。
ビバ、科学技術の進歩です!!!

ボコーダー用のグースネックマイクもポイント高いです。
ガチョウの首なマイクでロボットヴォイス「グェグェ」です!!!



むこうっかわも見てみましょう。
Master Outputとは別に、Aux Outputがついているのはレコーディングの時に重宝しそうです。
USBでPCと接続すると4outのオーディオインターフェースとしても使えるんですって。



ヘッドフォンの音量をMaster Outputの音量とは別に調整できるのは嬉しいです。
ライブやバンドのリハーサルの時に、実際出ている音はそのままでヘッドフォンの音量がコントロールできるのって嬉しい。
これが一緒でコントロールできないと、ヘッドフォンから出てる音がちっちゃくて(逆に大きかったり)調整したいけど、実際に出ている音量は変化させたくない時にどうしょもないんですよ...
かゆい所に手が届いてる感じです!!!

「K-station」には無かった、音をのばす SustainPedalや、音量コントロールのExpressionPedal、デジタル出力ができるSPDIFのoutもついてますね。
充実してますね!!!



さて表面にもどってきますと、適度な数のツマミとボタンが並んでいます。

8個のつまみが並んでいて、さわると今さわっているツマミの下がピカリ
暗いステージ上でも大助かり。
いろんなパラメータをこのツマミ達でくるくるできるんですが、その音色でもっとも動かすであろうセレクトされた項目(自分で設定することも可能)をパっと呼び出せる「TWEAK」ってボタンは便利で~す!!!



右にある大きめのツマミ
これは最後にさわったパラメータの値をかえられるんですが、違うメニューページに移動しても最後にさわったパラメータを引き継いでくれるんです。
どういうことかっていうと、フィルターのページでレゾナンスをくるくるしてから、オシレータのページに移動してオシレータのレベルやシンクをくるくるしつつも、移動する前のフィルターのページのレゾナンスもくるくるできちゃうってことなんです。
ん~文章にすると伝わりにくい?!?
くるくるパ~ン!!!
要はウニョウニョグニョグニョがより自由にできるってことなんです!?!



その横にはアルペジエーターのボタンがあります。
その中で「LATCH」のボタンが独立してついてます。
アルペジエーターでピロピロいわせながら鍵盤上でどんな和音にするか決定したら、このボタンをポチっとすれば鍵盤をはなしてもピロピロいっててくれるんです!!!
これもパラメータで切り替えとかじゃなく、ボタンでポンでいけるのはライブ向きですね。



実際に触ってみるとツマミとボタンの数が絶妙さ加減に気付きます。
ツマミも沢山あればいいてっもんでもないし、ボタンも適切なものが揃ってます。
そのバランスが考えられてるなぁ~と!!!

ついついうなずきながらいろんな音を出しちゃいました。


■HATAのお気に入り音色 ピックアップ

まずはトップバッターのA000 Space Voyage
一番先頭のプリセット音
第一印象が大事なように最初の挨拶一発目は宇宙の旅
確かにそんな風景が浮かんでくる濃厚なサウンドです!!!

A004 ChemicalOverLoad
これまた名前通りのブッとびサウンドです。

B028 Badger Bass
ディストーションがきいたDubSteptとかにハマりそうなエグイベース

C091 Hydra
そして幻想的なサウンド

全体的にHATAお気に入りの不思議系の音が充実してます。
今日は「UltraNova」さんとも、新年のご挨拶程度のお付き合いでしたが、是非またじっくりと接してみたい機種でした。
また、よろしくお願いしま~す!!!



そう、そして、ここ新宿で、1/30(日) 毎年恒例のDachambo新年会が行われます。
今年、2011年はDachamboの結成10周年
原点回帰とも言える最重要パワースポット新宿LOFTにて、さらに高く、さらにハイな、2011年新年会をお楽しみにで~す!!!

Dachambo新年会には皆勤賞のロックスター佐藤タイジ先輩や、奄美親善大使の歌姫 城南海ちゃんも一緒に遊んでくれます。
gravity freeのライブペイント、OVERHEADSのVJにURACHANの照明もビカビカです!!!
4:20 OPEN / STARTで本公演終了後はBAR FLOORにて、オールナイトアフターパーティを開催。
SPECIAL GUEST DJは、このコラムにも登場してもらったことのある、KAORU INOUEパイセン
スペシャルなセッションにHATAもDJやっちゃったりと楽しくないわけがありません!!!
みなさん一緒に遊びましょう!!!

詳細は特設ブログにて

今年も一年 出会いに感謝です!!!

 CD HATA
『Machine de Music』Q&A コーナー
“clubberia features”でおなじみのコラム『Machine de Music』ではじまる Q&A
そうそれは質問コーナー、執筆者のHATA氏が質問にお答えします!!!
sotec社「Logic Studio テクニカルマスター」を執筆など、DAWにも精通
また、フジロックや朝霧JAM、ライジングサン、サマーソニックなど日本のフェスを総なめにしているフェス番長Dachamboの「Machine and Motivation」を担当しているHATA氏
音楽機材に関しての質問はもちろん、年間100本近くフェスやLive等のパーティーを体験しているHATA氏だからこそ答えられるパー ティーに関してのこと、はたまた恋に関しての相談などなど何でも?!?質問に答えちゃいます!!!
下記メールアドレスまで、どしどしご質問下さい!!!

hata_machine@clubberia.com

archive
第一回 「Kaossilator Pro」その1
第二回 「Kaossilator Pro」その2
第三回 温故知新!?
第四回 「PICnome(ピクノーム)」その1
第五回 「PICnome(ピクノーム)」その2
第六回 「CI2+ de CUBASE 」
第七回 音楽制作の移り変わりと時代の変化に対する不可分的相関関係について!?!(タイトルなげぇ?!?)
第八回 「年末スペシャル」MIXに深みあり、人に歴史あり!!!
第九回 新年のご挨拶
第十回 KAOSS PAD QUAD「くわぁ~ドォ!!!」
第十一回 【社会の時間】社会科見学の巻
第十二回 音を見る!!!
第十三回 りらっくスタジオ
第十四回 新年あけまして~!!!旅のお供にmonotron DUO&monotron DELAY
第十五回 やっぱ幅の広さは大切ッスね!!!
第十六回 スペインはバスクからのウェルカム!!!
第十七回 裏の裏は表だったのだ!!!
第十八回 人生がインプロビゼーション
第十九回 一枚のアルバムができるまで
第二十回 やっぱり繋がりって大切ですよね!!!
第二十一回 マ~ヤっぱり2013年もよろしくおねがぁいをしま~す!!!
第二十二回 このコラム 3rdアニバーサリーなのさ~ど!!!
第二十三回 へび年クネクネ振り返る!!!
第二十四回 小さな巨人『littleBits』
第二十五回 わかりはじめたハイレゾリューション
第二十六回 世界基準の田舎テクノフェス その名「rural」
第二十七回 Ableton Liveを酒の肴に
第二十八回 形あるものへの美学
第二十九回 Machine-de-MUSICとMASCHINEで
第三十回 モジュラーシンセは無限大の音作り
第三十一回 シンセ番長の大博物館
第三十二回 "CD HATA & MASARU / Octopus Roope" 音の中身はこうなっている
第三十三回 日本初 音楽カンファレンス&イベント『TOKYO DANCE MUSIC EVENT』
第三十四回 蜻蛉-TONBO-「Tokyo Mad Cave」リリース記念 O.N.O a.k.a MachineLive対談インタビュー
第三十五回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第一弾 kuniyuki studio
第三十六回 Machine-de-MUSIC 北海道編 第二弾 Hideo Kobayashi studio
第三十七回 Sakiko Osawa「Chronic」リリース 日々研究
profile
DJ HATA
CD HATA


Yahoo公認フェス番長”Dachambo”のシンセサイザー担当
Dachamboは5度のフジロックへの出演しており、ライジングサン、朝霧jam、サマーソニックなど日本のフェスへ多数出演することで、Yahooよりフェス番長の称号を与えられる。
またオーストラリアツアー、アメリカツアーなどワールドワイドに活躍し2016年9月16日ベスト盤アルバム”HERBEST”をリリース
http://goo.gl/ywPyvU

CD HATA名義のテクノDJとしても、野外フェス、クラブイベントで精力的に活動中
remix制作、MixCDリリース、アンビエントアルバムをリリースし、オーストラリアやフランス~スペインツアーなど海外でも活躍し、元i-depの藤枝伸介との「Polar Chalors」Ableton認定トレーナーKOYASとの「CD HATA×KOYAS」kannonsoundプロデューサーMASARUとの「CD HATA&MASARU」等、多彩なリリースを重ねる。

また、300ページに及ぶ「Logic Studio テクニカルマスター」執筆などデジタル機材に精通しており、DJスクールidpsで楽曲制作の講師を務める。
http://www.idpsorg.com/production


『CD HATA』
facebook
http://www.facebook.com/CDHATADachambo
Twitter
http://twitter.com/DJHATA_Dachambo
tumblr
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beatport
https://pro.beatport.com/artist/cd-hata/190156

INFOMATION


海外・日本の第一線で活躍する現役DJを常任講師として迎えているDJスクール「IDPS」にてCD HATAも講師をしています。
東京校楽曲制作コースではLogic Proを、楽曲制作オンラインコースではAbleton LiveまたはLogic Proを選択可能となっています。
興味のある方は、カウンセリングの予約をお願いします。

東京校 楽曲制作コース
http://www.idpsorg.com/production

楽曲制作オンラインコース
http://www.idpsorg.com/production_online


DJ SCHEDULE


2017/5/19 (FRI)
『caldera』
at RAF-REC
18:00 - 0:00

GUEST DJ
CD HATA from DACHAMBO

DJ
JOJO(FANTASIA)
SAITOPEN(SANDINISTA/OPEN)
ryohei(BASE the SPACE)
yoshiki(caldera)

Used Cd / Record & Cafe
【RAF-REC】
〒990-0828
山形県山形市双葉町2-1-1

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/294297070999411/





2017.05.20 (SAT)
『ONENESS』

at THEARTER (福島県郡山市清水台1-6-9 八幡プラザ3階) OPEN/START 22:00
DOOR 2,500yen(w/1D)

Special Guest
CD HATA (Dachambo)

Guest DJ
U-SKE (dob masala)

DJ's
HII (ONENESS/GRASSCODE)
Sho Nagamine (HOOP)
Syuhey

Dachamboのサイケデリックシンセストと活躍し、昨年末にテクノトラックをCD HATA&MASARU名義でOctopus Roopeをリリースし勢いが増しているCD HATAさんが1年半ぶりに来郡です!
そして会津の重鎮U-SKEさんも出演です!
良質なダンスミュージックを体感しに是非とも!

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/1845972062332859/





2017/5/26 (Fri) 『TYPE NINE』
@Aoyama TenT
OPEN 22:00~
Charge:1,000yen(with 1D)
- 出入り自由

■Line up
CD HATA(Dachambo)
TOMO HACHIGA(HYDRANT/NT.LAB)
K.N.(hydraulix/original mass recording)
CHIE NAKAJIMA(RE:INSOLENCE)
Gradate (Tokyo Bass Music)
SHIT DUO
SHINICHIRO IMANARI(09recordings)

2016年から都内で不定期開催するテクノパーティー「TYPE NINE」。今回は日本最強(狂)サイケデリックジャムバンド"Dachambo"のシンサイザー担当CD HATAと前回に引き続き再登場となる孤高のダークミニマリストTOMO HACHIGA、そして日本のACID TECHNO第一人者にて、日本のアンダーグランドテクノシーンをリードするK.N.が緊急参戦いたします。

Aoyama TenT
東京都渋谷区東1-2-23 旧ma東ビル3F

フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/304063510016494





2017.5.27 (SAT)
『Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO』

今夏、アメリカ・オレゴン州で開催される「オレゴン皆既日食フェス」のプレパーティー「Oregon Eclipse 2017 Teaser in TOKYO」が5月27日(土)に新木場ageHaにて開催決定!

Dachambo
CD HATA
出演

【 Oregon Eclipse 2017とは?】
オレゴンの大自然の中、アートや音楽に囲まれて1週間キャンプをしながら皆既日食を観測するという巨大野外イベント。
世界中400以上のアーティストが7つのステージに集結し、3万人以上のオーディエンスが熱狂する!

http://www.clubberia.com/ja/events/266803-OREGON-ECLIPSE-2017-TEASER-in-TOKYO/



INFOMATION
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CI2+

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