vol.16: 旅の始まり。まずドイツ(Frankfult)へ  

さあいよいよ再び旅が始まりました。Ibizaから10月末に帰国して以来のヨーロッパ。気が付くともう6ヶ月も経っています。光陰矢の如しとはこの事。冬の間にもこちらに何度も来たいと思ったけど、やっぱりどう考えても冬のヨーロッパの寒さは俺にはムリ。特に今年は寒い時期が強めだったとの話しもあり、Berlinとかの最低気温ー15℃とかは、亜熱帯育ちの俺にはどう考えてもムリ。音楽だの文化だのと言ったスピリッツで補いたくても、ムリなものはムリだ。何とかである前に生き物であるので俺死んじゃう。
という訳で、自分にとってはまあ何とかギリギリのこの4月のタイミングでのドイツ来訪。俺が来る1,2週間前は雪が積もってたりと恐ろしい情報も入ってたけど、運良く俺が来る前の週ぐらいから一気に暖かくなったようで、まあ何とか無事に済みました。

まず最初に今回の旅の予定を。今回の第1の目的はこれ。

SUNWAVE FESTIVAL http://sunwaves-fest.ro/index.php


こっちでちゃんと分ってる人であればだれに聞いてもほぼ全員「one of the best fes in the world」という答えが返って来るルーマニアのbest fes。Ricardoあたりが毎回必ず出ているのはまあ当然として、さらに彼に次ぐRhadoo, Raresh, Petreが毎回なのもまた至極当然。だがもちろん彼らもだが、プラスむしろ狙いはその下。そのあたりのレコードを買っている人じゃないとこれは分らない世界だろうけど、彼らの横並びもしくはその下のエリアにヤバいのがゴチャゴチャっといる。そして彼らはまだアンダーグラウンド過ぎてほぼまだ日本には来ていないしまあ将来呼ばれるのも端からすぐにポンポンと、というわけにはいかないだろう。そういったあたりがほぼほぼ顔を揃えてる。
そして何より重要なのは彼らのあのルーマニアンハウスシーンのあのフロアーの空気感。あればかりは、あの客層、DJ周りの遊びに来てる友達連中、バックステージ周りのヤツらのあの感じ、、、それとセットで聞かない限り本当に脳と細胞であれを理解する事は最もできにくいジャンルの一つと俺は思った。普通の暮らしをしている普通の日本人が普通にあれを聞いてもまず分らんだろう。実際Ibizaでも彼らの主宰するNext Waveに幾度となく足を運んだが、あの空気感は日本のクラブのそれと最も対局にあるものと言えるだろう。あれを感じれると、あの一見ダラダラしたミュージックがなぜこんなにもダンスミュージックなのかが理解できると思う。あの本当の良さの意味も。
正直日本でプレイしていると、時に「もっとアゲてアゲて~」って言う声がよく聞かれる。それはそれで別にいいんだけど、ダンスミュージックというものの楽しみ方、捉え方の大きな質的なギャップ・違和感はそこに確実に横たわっている。いつまで経っても観光客ぽいと言うか。それを何とかヨーロッパでも共通できるような感覚に自分も含めて進化させたいと思って取り組んでいる人は、自分だけじゃなく周りにも多いと思う。


今言ったような、まあルーマニアンハウスのアーティストだけではもちろんないけど、そう言った、まだほぼほぼ日本に紹介されていない、でもこちらヨーロッパではそのリリースや存在はとっくに旬でシーンを席巻している、っていうアーティストを呼ぶアンダーグラウンドで小中規模のパーティーを前から始めたいなあと実は思っていた。

という事で、シーンに対して思う事に共有できる部分が多く、ちょうど同じタイミングで同じような考えをよく話していたアーティストとしても尊敬できる友人PI-GEと、満を持して始めます!



ーー 6月8日(土) AIRにて、新パーティーSTART!! ーー

記念すべき第1回目のゲストは、ルーマニアの新星『Egal 3 aka VID』を招聘します!


http://www.clubberia.com/en/artists/4477-Egal-3-aka-VID/


まあ日本ではレコード屋さん行ってる人じゃないと分らないだろう。でもね、この人の曲、俺はもちろんだけど、日本の周りのDJの人達、ものすごくかけてる。みんなすっごくよく聴いた事ある曲何曲もあると思うよ。数曲だけ曲のリンク貼っておくのでよかったら是非聴いてみて下さい。もし曲聴いた事ない~って言う人いたら、逆にいい機会だから是非トライしてみてね。音楽って人それぞれの好みだから、好きって言う人も嫌~いって言う人もいると思う。それが普通だしそれでオッケー。でもこれはホント日本の人達に知っていってもらいたい俺のお勧めアーティストだよ :) みんなの中で好きって言う人が少しでも増えたらいいなあ。
あ、ちなみに彼、名義2つ持っていて、『Egal 3』ともう一つはよりDeepでダビーな方向の『VID』。どちらも◎。
ちなみにBeatportのページの彼のTOP10 TRACK、って全然TOP10じゃないからね。Beatportにはむしろまあまあのが載ってる(笑)。

では代表的な分かり易いのでこちらどうぞ(笑)! Technique Recordさん、ご協力ありがとうございます!!

●EGAL 3
『Orchestral (Vid Re'Shape Remix)』
http://www.youtube.com/watch?v=zr-83SDmv9o
http://www.technique.co.jp/item/101506,KNMV003.html

『Remaster』
http://www.technique.co.jp/item/100721,YIM002.html

『Play You (Povestea Continua Mix)』
http://www.technique.co.jp/item/99914,MEM011.html

●VID
『Partita Ab.』
http://www.technique.co.jp/item/100514,PLZ004.html


このパーティーに関しては、パーティー名始め出演者等アップデートするので是非チェックして下さい。Deepなパーティーです。間違いなく面白いパーティーになると思うので、6/8(土) AIR、僕のこのコラムの内容やこういったシーンの動きに興味のある方、是非遊びに来て下さいね!




さてさて、自分の宣伝から始まってしまいましたがこれぐらいにして、本編の旅に戻りましょう。
Rufthansaを使うのは3年振りぐらいかな。割と好きなair lineです。


Ibizaに長く滞在する時に比べればほんの少しだけ荷物は軽いけど、それでもスーツケースは30kg近く、手荷物と合わせると軽く40kgオーバー。これはホントに疲れる。いつもの事ながらこの荷物の重さだけが本当に苦難。東京では毎日車しか乗らないし、だから重い物はそんなに長くは持ち運ばない。しいて重い物を上げるのはわざわざジムにてバーベルを、という生活をしている身には、重い物長時間運ぶのはホントにストレスなんだ。

今回はそのSUNWAVE FESに行くのでそれが5月の3,4,5。ではちょうどいいのでその前に2週間ぐらいBerlinに居てから行こう、という予定を組んでた。6月以降のIbizaシーズンが始まっちゃうと、やっぱりIbizaが海もあって俺にはあまりに快適だから他の国にその重いトランク持ってよっこらよっこら行くの、ホント面倒くさくなっちゃうんだよ。あと、ヨーロッパの協定国内で、数ヶ月間の間に何日間滞在できるっていうVISAの問題もあるからね。それで去年はここしばらく毎年行ってたBerlin行くのやめたんだ。ただ一昨年の6月からもうBerlin2年空いてたからね、あそこを空け過ぎるのは逆に危険なのでとにかく今まずIbiza始まる前にshortでも何でもいいから行きたかった。
それでパーティー情報チェックしてたら、BerlinじゃなくFrankfult (Offenbach)でドンピシャの見つけた。

Praslesh @Robert Johnson
http://www.clubberia.com/ja/events/208745

タイミングから何からもう完璧過ぎた。Rareshはもう言わずもがなだけど、Prasleaは去年Ibizaでもまず一人挙げろ、と言われたら一番最初に名前を挙げてたアーティスト。彼のプレイは本当に良かった。今最も好き。神は本当に素晴らしいタイミングの最高の舞台を時にプレゼントしてくれる。俺にはわりといつも。



そんなわけで、このパーティーのためだけに、今回はまずFrankfultに舞い降りるのであった。

もう全然駅前のどうでもいいHOTEL。質素過ぎる!(笑)


フルーツでビタミンを補給!



Frankfultに来るのは2回目。いっつもBerlinに行ってばかりなので、6年振りとなる。前回はCocoonに行ったけどRobert Johnsonはこれが初めて。今回のFrankfultは、とあるシーンの最重要人物が空港のpick upに始まり、街・Dinner・パーティー・家アフターまで、全てと言っていいほどのアテンド(アーティストで行ってるわけでもないのにアーティスト並みの)をしてくれ、数日間ながら本当に充実したパーフェクトな行動が取れた。本当に心から感謝申し上げます。


FREEBASE RECORDS


なんかちょうど、街でアートなんとかかんとかみたいなのやってて、ちょっと見学。



さて、いよいよこのために来たそのパーティー。お寿司のDinnerまでご馳走になってみんなでいざ。


Robert Johnson、素敵だったな。200-300ぐらいのサイズ感で、たしかに一定の質の保たれたグルーブをキープするには最適なサイズと言える。デカ箱も時にデカ箱にしか成し得ないマジックが起きたりしてその爆発感はすごく楽しいけど、時に人が多くイコール色んな種の人が混在するために目指したい良いグルーブが保たれにくい場合も多い。そう言った意味では彼らの言う通りここは確かに最高の環境と言えた。ツアーリストと言ったツアーリストはこの日ほぼ見当たらなく、大都市にありがちな変な酔っぱらい方をしている客やフロアーで大きな声で喋るような無粋な客も皆無だった。必要最低限の照明と建造物の素材の質感も含めて非常に心地よい空間だった。そして何よりサウンドシステムがしっかりとしていて、本当に音に没入できる環境が整っていた。
おおざっぱに言うならば、

1. 最高の人達(お客さん)
2. 最高の音楽
そして、3. 最高のサウンドシステム

これさえあれば後はオプション。That's all. 逆にこの3つがなければ最高級のパーティーは成り立たない。彼らのセリフだが、本当にそう思う。

最高の時間が流れ、パーティーは昼の11時まで続いた。現場に居て、それ以上に望むものは何もなかった。


これはRobert Johnsonのドリンクチケット


DJブースの後ろには川が流れ、テラスから光が差し込む。朝6時は最高の瞬間。こういった自然と調和した中でのこの環境が、流れるDance Musicにも大きな影響を与えているのは間違いない。日本のクラブ、どこも素晴らしいのは間違いないんだけど、こういった環境のvenueはなかなか見当たらないといつも思う。もっとこういう雰囲気の店があったらまたアフターの感じとか人々の音楽に対する志向性とかと言った色んな事がまた違ってくるのにな、といつも思っている。


オープン前に、これclubberiaのレポート書くのに写真アップしたいからって二人に言って1枚撮らしてもらった(タイミングあったから3枚前のヤツも運よく1枚撮ったけど)。パーティー中に写真撮るの俺やだからさあ、って言って(笑)。逆に俺のこのレポートもう彼ら知ってたから、うん撮ろう撮ろう、って言ってくれた。


(右)Raresh。去年の12/29にCocoon@ageHaでRicardoと一緒に来て最高過ぎる一夜をプレゼントしてくれたのは記憶に新しいね。

そしてこの(左)がPraslea。ヤツが来るんだよ。日本に。

5/24(金) TRESVIBES @WOMB
guest: Praslea




これ俺のパーティーじゃ全然ないからね。だけどもうハッキリ言っておく。これ絶対に来た方がいいぞ。
来ないと絶対に後悔する。絶対に。
(*来た人で、もしなんかあんましじゃん、って言う人居たらごめん。どっちがいい悪いじゃなくて単に俺とは趣味が合わないわw)
少なくとも俺、数ヶ月前にこの日彼が来るって聞いた後、自分のgig他の話し来ても全部断ってるからね。それぐらい聞き逃したら後悔するの自分では思ってる。




この後彼らの仲間の家での最高過ぎるアフターも堪能し、短い間だったけどFrankfult、と言うかOffenbach、本当に楽しませてもらいました。世話になったみなさん、前からの、そして今回知り合えたたくさんの新しい友達たち、本当にありがとう!!今度日本に来たときは今度は俺がシーンを見せるからね!

the biggest thanks to everyone whom I met here in Frankfult and Offenbach!! kind of one of my best moment ever at Robert Johnson with Praslesh.


さて、4日間があっと言う間に過ぎ、素晴らしい思いを胸にしまい次の目的地、Berlinへと向かう。

archive

vol.1:Just Arrived in Ibiza(June 10th 2012)
vol.2:COCOON Opening & WOMB TOKYO@SPACE(June 18th 2012)
vol.3:partyとlife in Ibiza(June 30th 2012)
vol.4:London(July 11th 2012)
vol.5:Hasta luego!! (See you)(July 25th 2012)
vol.6:番外編 ~ 日本にて - Ooooze BEACH ~ そして再び(Sep 5th 2012)
vol.7:Closing Seasonの始まり(Sep 23th 2012) vol.8:Party Rushとハプニングとか(Sep 30th 2012)
vol.9:DJ, そして毎日がCLOSING PARTY。ギリギリの戦いは続く(Oct 5th 2012)
vol.10:CLOSINGの大ヤマ(Oct 12th 2012)
vol.11: Hasta luego!!(Oct 20th 2012)
vol.12: People in Ibiza(Oct 31th 2012)
vol.13: Tokyo Loves.....MARC ANTONA(Feb 1th 2013)
vol.14: Marco Carola x RAHA's Lounge(Mar 4th 2013)
vol.15: 今週はChaos出演。そして旅立ちの始まり(Apr 1th 2013)
vol.16: 旅の始まり。まずドイツ(Frankfult)へ(Apr 21th 2013)
vol.17: Berlin!!(Apr 30th 2013)
vol.18: 初めてのRomania ー Bucharest(May 2nd 2013)
vol.19: SUNWAVES13(May 9th 2013)
vol.20: 日本での1ヶ月(June 13th 2013)
vol.21: Hello Ibiza, I'm home!(June 24th 2013)
vol.22: Stay Quiet(July 1th 2013)
vol.23: DJといい感じライフ(July 8th 2013)
vol.24: Ibizaしばしのお別れ。ここ、やっぱりムチャクチャ楽しいわ(July 12th 2013)
vol.25: Offenbach(July 18th 2013)
vol.26: 日本での夏 ~ Ooooze BEACH vol.8(August 31th 2013)
vol.27: Ibiza 自分の後半の始まり(September 14th 2013)
vol.28: Moscow(September 17th 2013)
vol.29: 再びIbizaへ。そしてすでにClosingスタート(September 29th 2013)
vol.30: 最高の4日間、そして少しずつお別れの時(October 9th 2013)
vol.31: Winter has come! and hasta luego Ibiza!(October 17th 2013)
vol.32: Beat In Me feat. Petre Inspirescu(November 11th 2013)
vol.33: 南米・チリ(January 17th 2014)
vol.34: Beat In Me feat. RHADOO(March 17th 2014)
vol.35: 最高の思い出を。ありがとうチリ!(January 24th 2014)
vol.36: Berlin(April 18th 2014)
vol.37: ありがとうBerlin!(April 24th 2014)
vol.38: Beat In Me feat. Valentino Kanzyani(June 25th 2014)
vol.39: Bucharest(May 1th 2014)
vol.40: SUNWAVES15(May 9th 2014)
vol.41: HOME @London(July 1th 2014)
vol.42: Best time in Berlin(July 17th 2014)
vol.43: Ibiza(September 20th 2014)
vol.44: Beat In Me feat. Petre Inspirescu(December 3th 2014)
vol.45: 11 days a week(October 3th 2014)
vol.46: 最高の瞬間(October 10th 2014)
vol.47: Beat In Me feat. Barac(February 9th 2015)
vol.48: イビサ最後の2週間(October 23th 2014)
vol.49: 4/4(土) RPR SOUNDSYSTEM @LIQUIDROOM(March 30th 2015)
vol.50: 4/4(土) RPR SOUNDSYSTEM @LIQUIDROOM ~ Gratitude(April 29th 2015)
vol.51: Berlin ~ 最高のスタート(April 24th 2015)
vol.52: Romaniaでの初gig(April 30th 2015)
vol.53: SUNWAVES17 / Happy Lost(May 5th 2015)
vol.54: Bucharestにもう1週間 / 2つ目のgig(May 13th 2015)
vol.55: Off Sonar / Barcelona(June 23th 2015)
vol.56: Berlin(July 6th 2015)
vol.57: finally Ibiza(July 15th 2015)
vol.58: RhadooのパーティーでDJ(July 24th 2015)
vol.59: Beat In Me feat. Dan Andrei(December 10th 2015)
vol.60: Ibiza(September 25th 2015)
vol.61: Closingと決断(October 15th 2015)
vol.62:『Beat In Me feat. Rhadoo with Dreamrec VJ』~ RAHA 50th Birthday Bash ~(March 9th 2016)
vol.63:今年3度目のBucharest(October 22th 2015)
vol.64:Berlinから今年もスタート(April 20th 2016)
vol.65:Guesthouseでのgig(April 28th 2016)
vol.66:SUNWAVES19(May 18th 2016)
vol.67:All night Long Set in Bucharest / MEDUZA gets HIGH five@ Gazgolder, Moscow(May 18th 2016)
vol.68:Off Sonar / Barcelona(June 20th 2016)
vol.69:Less party more beach(July 6th 2016)
vol.70:Love the island(July 22th 2016)
vol.71:Ibiza最初の10日間(September 16th 2016)
vol.72:痛恨の負傷(October 4th 2016)
vol.73:ケガのその後、、Ibiza最後の2週間(October 20th 2016)
vol.74:4/1(土) RPR SOUNDSYSTEM with Dreamrec VJ @LIQUIDROOM ~ Thankful(May 30th 2017)

profile
RAHA

RAHA (Beat In Me, Ooooze / Tokyo, Jp)



16才から始めたクラビングを、彼ほどプロフェッショナルの域にまで追求し続けてきた人物は世界においてもそうは見当たらないだろう。
世界を舞台にしての完全現場主義、そして完全フロアー主義を今も貫き、ダンスミュージックの真実は、自分の家でもClubのVIP Areaでもまたインターネットの中でもなく、ダンスフロアーの中にこそあるという信念に基づいて行動する。

2008年より国内で本格的なDJ活動を開始。真の意味でのクラブ遊びを世界中でし続けてきた彼だが、それに加え90年代にストリートダンサーとして第一線で長くキャリアを重ねたその実績を通し培われた感性は、ダンスミュージックを奏でるDJとして最大限に生かされる事となる。グルーブを重視し、フロアー内を常に意識したそのプレイは、一般の人達はもとより、耳の肥えた真のクラバー達からの絶大な支持を集めている。

現在の国内での自身のメインプロジェクト『Beat In Me』では、Rhadoo, Petre Inspirescuらを招聘。現在の世界のシーンを席巻するルーマニアンハウスに焦点を当てた最もアンダーグラウンドに忠実なパーティーの1つとして大成功を収めている。
また2015年4月には、アンダーグラウンドシーン最高峰であるRPR SOUNDSYSTEM (Rhadoo, Petre Inspirescu, Raresh) のLIQUIDROOMでのOpen to Last公演を主催、大成功に導き日本のシーンに大きな衝撃を与える事となる。

2012年より、国内で最もポピュラーなクラブ情報サイト『clubberia』において自身のページ『IBIZA through RAHA's eyes』の連載をスタート。全てが自分自身の実体験を通した世界のクラブシーンの内部に迫るリアルな"今"をレポートし続けるもので、全国のクラバーからの反響は本人の予想を遥かに超えるものとなり、シーンのトレンドの先頭を走り続ける彼のポジションを自他ともに認める不動のものとする大きな手助けとなっている。
アーティスト、プロデューサー双方の顔を兼ね備え、常に最先端のダンスシーンの核となるパーティーをプロデュースするなど、シーンのトレンドセッターとしての役割も担う最重要人物の一人でもある。

近年世界のシーンにおいてそのプレイは高い評価を受け、2012年にトップアーティストが軒並み顔を揃える "PCB RADIO" (Ibiza/France) にてアジア人として初となるマンスリーレジデントに抜擢されたのを始め、Colours In Music(Slovenia), Melisma Showcase(Chile/Spain)2回, 2702(Chile), Nightclubber(Romania)2回, Medusa Bloom(Poland), Vnights(Argentina), Wē Are the Gypsÿ Childrën(USA), Bonheur (France), Switch (Sweden), CherryThreeWild (France), Clubberia(日本)と、2016年1月現在まで海外10カ国のPodcastを担当している。また今や世界においても広くその名を知られる事となった日本国内最大U-StreamであるDOMMUNEへの度重なる出演や、スペイン、イギリス、ルーマニア、ドイツ、チリ、ロシア、韓国などといった海外でのギグも成功を収め、また楽曲制作においては、2015年12月にルーマニアンレーベル『Music Is Art』より、待望の初リリースがドロップされた。日本人として今後最も注目すべきアーティストの一人であると言える。



You won't find many people in the world who has taken the clubbing to the professional level like Raha, an artist based in Tokyo. Using the world as his stage, Raha takes a totally hands-on and floor-centric approach, and works under the belief that real dance music exists not at home or on the Internet, nor in VIP areas at clubs, but rather, exactly where it belongs... on the dance floor.

In 2008, Raha started his full-fledged DJ career within Japan. The aesthetics he developed during his long career and achievements as a street dancer in the '90s still act as a huge influence on his current activities as a DJ. His work always focuses on the groove and the dancefloor, which has earned him a huge following of both casual listeners, as well as real clubers with highly trained ears.

Focusing on the Romanian house sound presently conquering the global scene, Raha has invited such artists as Rhadoo and Petre Inspirescu to Japan for his most recent club project, "Beat In Me". This project has grown into one of Tokyo's most successful parties, one of the very few that continues to stay faithful to the underground.

In April, 2015, he also organized world's top underground quality - RPR SOUNDSYSTEM (Rhadoo, Petre Inspirescu, Raresh) 's Open to Last Gig at LIQUIDROOM in Tokyo. It made a huge success and gave the scene of Japan a big shock.

In 2012, he began serializing his own travelogues, entitled "IBIZA through RAHA's eyes" as a regular columnist on "clubberia", Japan's most popular dance music website. He reports on imminent trends within the world scene based on his own real experiences, giving him the ability to influence party lovers all over Japan, far more than he ever expected, while solidifying his position at the forefront of the scene.
Wearing both hats of "performing artist" and "producer", Raha consistently finds himself creating parties which sit at the cross-section of the most up-to-date dance music scenes, and is already established as one of Tokyo's most important musical trendsetters.

In recent years, Raha has established a stellar reputation in the global scene, and in 2012 he was selected as the first Asian monthly resident on "PCB RADIO" (Ibiza/France), a program that gathers top artists from all over the world. As of November 2015, he has appeared on podcasts from 10 countries, including on Colours In Music (Slovenia), Melisma Showcase (Spain/Chile)x2, 2702 (Chile), Nightclubber (Romania)×2, Medusa Bloom (Poland)), Vnights(Argentina), Wē Are the Gypsÿ Childrën(USA), Bonheur (France), Switch (Sweden), CherryThreeWild (France) and Clubberia (Japan). He has also appeared on Japan's biggest U-Stream show DOMMUNE over 10 times, and has been invited to perform in Spain, England, Romania, Germany, Chile, Russia, and Korea.

And he also has started producing music, and December 2015, he finally released his first track from Romanian label "Music Is Art".

Story has started. Raha is certainly one of the few key global artist in Japan worth keeping a sharp eye on from this point forward.




■Facebook Artist Page (RAHA, Tokyo, Japan)
https://www.facebook.com/pages/RAHA-Tokyo-Japan/727923453927980

■Raha & K-Sobajima - Nine Months [Music Is Art 004]
https://www.youtube.com/watch?v=25sLmwpJ1cw

■RAHA DJ Mix
http://soundcloud.com/raha_jp/tracks

■PCB RADIO (PINK.CITY.BEATS / Ibiza, France )
http://www.pink-city-beats.com/
http://www.pink-city-beats.com/artiste/RAHA

■『IBIZA through RAHA's eye』
clubberia < Features
http://www.clubberia.com/features/feature-91-ibiza-through-rahaseyes/

■Beat In Me
https://www.facebook.com/beatinme/

■BANANA Interview
http://bnana.jp/mags/raha-interview-banana-26112014