vol.9: DJ, そして毎日がCLOSING PARTY。ギリギリの戦いは続く  

さてさて、レッカーからすぐに立ち直った俺のイビサライフは続く。
ここまでこの9月に戻って来て2週間半といったところ。だが今回は濃いな。2000年に初めて来て以来、ここんところ毎年のように来ているが、今回はこれまでで一番濃密な気がする。やっぱりall summer居ると全然違う。頭1ヶ月、後ろ1ヶ月っていう去年みたいなのでも相当感じたが、さらにそれを何年も何年もかけて重ねて来ているので、俺は知らなくてもこっちの人達は俺の事ほぼもうみんな知ってはいる。今年は何かそれが一気に結びついている感じだ。

私見だけど言いたい事は、こっちに遊びに来る人、来てる人は、自分自身の振る舞いに自覚を持って欲しい。俺達一人一人の行動の積み重ねがひいてはこちらでの日本人のイメージ・評価に繋がっている事は見ていて間違いのない事実。こっちに遊びに来る俺ら一人一人が、見た目も、さらにそれだけでなく遊び方・振る舞いそのものもカッコ良ければ、ヤツらにとって日本人のcoolなイメージはプラスされるし、痛い風に映ればそれが積み重なって全体のイメージまで構築されてしまう。日本の事を知らない、触れる機会の少ない多くのこちらの人達にとっては、自分の目に映る目の前のものが何よりも優先される事実なのだから。少なくとも俺は、海外ではいつも日本を背負って遊んでいるという自覚は持ち続けている。24,5ぐらいから。




さて今日は9/27(木)。こっち戻って来たのっけからほぼフルスロットルでぶっ飛ばし続け、1週ごとに、あぁ来週は今よりちょっとだけ楽なスケジュールになるんじゃないかな?と根拠のない淡い期待を持ちつついるが、1週経つごとにまったくそんな事がない事が分かる。ピークがぶっ続けで続いている。むしろ今週からさらに加速?少なくとも10/11まではもう切れ目がないと言えば全くない。
体力はレッドゾーン手前まで何度も来ているが、なんとかオーガナイズできている。これは実際遊びの体力が俺クラスでないとムリ。運動の体力と遊びの体力はまた別モノだからな。

飯は着いたその日からもうギブ。世界一繊細で美味な日本食で育った東京者の俺にとって、いかに美味しかろうが所詮大味のスペイン料理(ヨーロッパ料理全般)はストレスでしかない。俺は貴族ではないので、これは特別だね!オッケーでしょ!というような、特別な席で出たかなり美味いものを毎日の日常でそう食べるわけにもいかない。でも食わないと生きていけないし、このparty hardな生活に潰されてしまうし、まずキッチリと楽しむ事ができなくなるので、なんとかかんとか食う。いろんなものを。味が最も安定してるシンプルなステーキ(entrecote, argentine barbacore)、そして世界の何処に行ってもいつも俺の事を助けてくれるchinese。特にこのchineseの中でも、どうでもいいfried rice(いわばチャーハン。でも味は日本のそこらのチャーハンの1/2)。これは俺の友達だ。俺は自分で料理をしないし、例えしたとしてもこの状況の下ではその時間があったら寝ていたい。

この島に来てこんなにビーチへ行けてないのは初めての事だ。見てくれは非常に大事だから、これ以上色が落ちたらヤバいっていう手前でなんとか焼く時間を捻出してチャチャッと黒さを取り戻す。でも最低限。この島に居て今回ほど黒くないのは初めてだ。これはかなりうれしくない。だが、健康を損ねずとにかく生きなくてはならない。これが今一番大切な事。そのためには少しの時間を捻出して捻出して休息に充てる。あとは全てパーティーでいいと今回覚悟を決めた。ここまで疲労も重なってきてる時に、厄介なのは、こっちのパーティーは何かあると必ず朝(もしくは昼)終わった後にすぐ続けて(もしくは3時間ほどの間隔空けてから)オフィシャルでアフター、さらに言うとそれが終わると家とかでアフターのアフターがあるって事だ。そんでそれとは別にその次の日の別のパーティーは普通にもう行われている(これまた全てクロージングだからどれも外すわけにいかない状況)。そんでそれももちろん翌日にかけてアフターが延々と用意されている。。。だがこっちとしたらそのアフターとかにも顔を出してこそなんぼってとこが実際あるから、倒れる寸前だろうがなんだろうが行かなきゃならない。こっちもこのシーンで食ってるプロだからという自覚とプライドがある。

今回は最後の数日以外は本当に友達とゆっくり飯だけ食うっていう事ができなかった。こう言っちゃなんだが、何故か分からんが今回は美女からの食事の誘いが何人からもあり連絡もたくさん来たが、泣く泣くどれも丁重にお断り。外人美女とのロマンスよりも行くべきパーティーに極力全て行く、というのを優先させたRAHAだった。



ちょっとここで街の写真を。

9/28 5am
Playa Den Bossa - Space前の通り。割と静か目だな。


そこの通りにある、人気No.1ぐらいの勢いのピザ屋。うまい。今日の行列はそんなだな。


ドリンクの自販。これぐらいで上等だろう。それにしても自販ひとつとっても日本のきめ細かさは最上だな。


唯一と言っていいぐらい島で一番遅くまでやってるtake away kebab。朝7時前後までやってて、ここでこれまで何度kebab barbacoreを食べて来たか分からない。多分ひと夏のここでのお買い上げ回数かなり上位だろうな、俺。ここのはクラブ明けの状態でも食えるんだよw 毎年いる仲のいい店員のコ、写ってないね。





さて、パーティー。
9/28(Fri)。今夜はMusic OnのClosing。Music Onは今年から始まったnew party。ItalyのトップDJ, Marco Caloraが長年プレイしていたCocoonを離れ、自らをレジデントとするパーティーを立ち上げた。しかも同じここAmnesiaで。そう言った色んな要素も加わり、同じく今年からCocoonと袂を分けてスタートされたRichie HawtinのENTER.と共に、シーズン前からいったいどんな結果になるんだろう?とみんなの噂だった。Music Onは果たしてこの夏Ibizaで成功するのか?

前にも書いたが、シーズン前の評判は決してよくなかった。イタリア人のMarcoと言う事で当然お客はイタリア人の割合が極端に高くなるであろう事は容易に予想された。ここでのイタリア人のクラバーとしての見られ方は、「パーティー好き過ぎ」「アッパーなノリ」みたいな感じで、このパーティーもどちらかと言うとアンダーグラウンドな感じに欠ける浮ついたものになるんじゃないかと言う人が多かった(世界中のDJ, レーベルの友達, クラバーの友達)。
でもこの夏僕が自分で何度も何度も行ってこの目で見た結果、そして何よりこの島にやはりall summerもしくはall season居る分かってるクラバーのヤツらの中での評判が、ハンパなくいい!
とにかくこのパーティーは音・Danceに特化している。「IT IS REALLY ALL ABOUT MUSIC!」これが彼らのテーマであり、パーティーはそれを本当に忠実に具現化できていると思う。

ここからは余談として書くが、僕が心酔して今年2月に日本にも呼んだMarc Antonaは、どういう巡り合わせか、このMusic Onにおいて、レジデンシーのMarcoに次ぐ2番手の存在となった。Marco CarolaがMarc AntonaをMusic Onに誘った時、その理由はただ単に「Marcの音が好きだから」だったらしい。当たり前の事だけど、なんかとってもピュアで嬉しいね。そしてこの夏の彼のプレイの良さがさらに認められて、この秋からMusic OnがMarcのブッキングを全てcareする事になった。これはすごいniceな事だし実際すごい事!congrats!!




さてClosing。Amnesiaへ。激混みは分かり切ってるし、遅くまでやるのも分かっていたから非常にゆっくり行く。
その前に夜の2時過ぎに軽寝して4時起きで準備、という感じで攻める。
朝方5時Amnesia着。有り得ない混み様だった。まあクロージングだから当然と言えば当然だ。PARKINGも車停められたの今年初のものすごい奥の方。去年のCOCOONとかのクロージングの時もそうだったな。やっと雰囲気出て来たね。
時間的には着いたのちょうどいい感じだった。nice organization!! いやここイビサでは、何時にどこに行く、というのの間違えなさが何よりも一番重要。そして正確な事がかなり難しい。この動きの的確なTime Tableをまけるかどうかが、ここですでに一級か2流かの明らかな差となる。実際に何時頃どこに行けばいいか、というのは、そのポジション・人の輪のサークルの中に居れないとなかなか入って来ない情報でもある。そうなってきて本当にそう感じる。こっちのみんなにだって体力の底ってのはあるから、いかに意味ない時間帯にムダな動きをしないか、って言うのは上手に効果的になるべく全てを遊び尽くす上で、最も重要な事になってくる。




とにかく混んでたけどいつものように楽しかったな。昼2時までやった。Marco、いつもより超ロングセットだから、いつもの4時間セットに比べて終止ず~っとGroove Keepの感じだった。長い分いつもよりちょっと爆発力はなかったかもしれないが、すごく良かった。
ああ、こうやって長いシーズン楽しませてくれたPartyが一つずつ終わって行く。哀愁だなあ。

Music On Promotion Teamのみんな。とにかくMusic Onのスタッフ達はメチャメチャcoolで大人。他のパーティーのそれと比べてもダントツにカッコイイ。


Music On - 8am @Amnesia




12am





そしてそして、翌日土曜日は今回戻って来てから初のDJが。7月に続いてのGRIAL。なんかここもう店の人達も超仲いいし、Homeっぽい気持ちにさえなってきたぞ。
俺の時間は3:00~4:30近くまで。ここはいつも決してそんなに人多くないんだけど、今年からFunktion Oneを導入して音もかなりしっかりしてる。この日は友達も適度に来てくれ、すごく気持ち良くできたな。
前回7月はかなりDeepにやったので、今回は逆にしっかりあげてみた。最初左のCDJが壊れてて急に動かなくなって困ったが、取り替えて何とかOK。1曲目からお客さんを掴み、イメージ通りできた。最後までお客さんすっごく踊ってたな。うん、今日のDJはよかったと思う!





俺の後はSPACE ResidentのRemo & ZOO PROJECT ResidentのFEDERICO GRAZZINI のB2B。


Satoshi Otsukiと、LondonからちょうどIbizaに遊びに来ていたHolicのTomoki Tamura。


この日の月はとにかく妖しかった。ミステリアス!







翌日はPACHAへ。この日はFunky Roomって言うサブフロアーで、Tuccillo, Willie Graffが回す日。この2人、週のうち結構Funky Roomで回してる。そしてTomokiが彼らに混ざって回すというので遊びに行く。
Tuccillo, WillieはcircolocoのDJで、Ibizaに住んでる。彼らもそうだが、Ibizaに住んでる人はみんな本当に心がきれいで一緒に居て本当に気持ちがいい。人的にみんなとにかく素晴らしいんだ。Pureな部分を持ち続けられてるんだよな。そういったところですごく共鳴する。

Tomokiのレーベル&パーティーがHolic。そのHolicレーベルの第2弾EPがこのTuccilloだった。このレポートvol.5でTuccilloにTomokiからLondonで預かったvynalを渡したけど、その後予想通りこのEPは大ヒット。Bearport, Juno RecordのTech House Chart(だっけか?)で1位にもなったね。
Tuccillo(左)


そしてもう一人のWillie Graff。そう、この人が今週日本に来るんです。11/9(金) 『Circo Loco Japan 2012』 @WOMB。
とにかくDJはホントにいいからみんな期待して下さい!
Willie Graff(中)


それでこれがこの後半PACHAに行った唯一の機会。昔のPACHAは大好きだったけど、今はとにかくFashionのみの感じになっちゃってるから俺の周りの気の利いた音好きなヤツはまずもう行かない。かかる音もチャラチャラ。居る客もほぼほぼチャラい。気付いたらこの日は日曜日で、メインフロアーではLucianoが回してたけど、それすら忘れてた。ここでのLucianoには俺はもう興味がないからね。せっかく居たけどメインには1分も居なかったかな。ただこのサブフロアーのFunky Roomはちゃんとした事やってて悪くないんだ。


Tomoki Tamura


多分彼の人生のbest pic


cuuute!!





息つく暇もなく、翌日月曜日は早めの時間からcircoloco@DC10へ。
ここでは写真をそんな撮ってないから、今週金曜日にWOMBに来てくれるこの2人の写真をアップ!!

Willie Graff & Tania Vulucano


これです!『Circo Loco Japan 2012』 11月9日(金) @WOMB。
Ibizaの本当のローカルと言える彼ら。circolocoの神髄とも言える存在の彼らのプレイ、本当にみんなに聞いてもらいたいです。心からおすすめします!是非遊びに来て下さい!





さて、朝方からはAmnesiaに移動。Cocoon Closingだ!!!
やっぱりCocoonは楽しいな。Enter.やMusic Onなどの台頭に押されてるという人は多いけど、俺はやっぱすごい好き。なんだかんだで一番やっぱりみんなに会えるのは、circoloco VIPとこのCocoonだよ。それでとにかく楽しい。俺とにかくずっと踊ってるし。俺にとってAmnesiaのTerraceはやっぱ世界一だな。

この日のラインナップはこんな感じ。
Main Room / Sven Vath, Cassy, Paul Ritch (Live)
Terrace / Ricardo Villalobos, Loco Dice, Raresh, Onur Özer

朝行った後はTerraceもうずっとDiceが回してた。うん、とにかく楽しかったな。



Svenもかなりご機嫌だった。


10am




左はThomas。この人最高。昔circolocoで初めて会った時、「お前は太陽のコだな」と言って近付いて来てくれたww


Mathias Kaden。







夕方からはCocoon beach afterへ。


これがとにかく最高だった。今日のSvenのプレイは最高だった。この夏のIbizaの3本指に入るプレイだったな。さすがだった。
(これSven。。。)


この日はずっと友達のこのコと二人で踊ってた。彼女はTuccilloの妹分みたいなコ。黒人だから踊りも上手くてちゃんとしてるから一緒に踊っててもものすごく楽しかった。こっちに来て一番踊った。今日は完全にスイッチがいい感じに入った!BEST!最高に楽しかった。ああ、ホントにダンスをしててよかったなと今日みたいな日に思う。"Dancer"としてのダンスは今やってる人には申し訳なくてもう比べる事すらできないけど、そういうんじゃないこういったいわゆるclubでのdanceでは、世界の何処に行ってももうだれにも負けはしないなというのが確信になったよ。前からだけど。



家帰って朝焼けはこんな感じ。





翌日はNEXT WAVE Closing。このパーティー、俺の中で今年の夏一番好きだったなあ。最もアンダーグラウンドだったよ。[a:rpia:r] 周りの人がみんな居て、お客さんもルーマニア人率超高し。俺、あの雰囲気が一番合ってるのかもしれないな。音もさる事ながらあの雰囲気。あの感じなんだよ。とにかくこればっかりは文章ではムリだな。当たり前か。どのパーティーも文章と写真じゃ正直伝えるの難しいと思うけど、このパーティーが一番そうだと思う。
このパーティーの良さ、雰囲気を日本のみんなにも伝えられたらなあ。でも神髄は難しいだろうなあ。でも伝えたいなあ。呼ぶかw

とにかくClosingのラインナップはこの4人。
Ricardo Villalobos, Rhadoo, Pedro, Raresh

そんでサブがこの感じ
Valentino Kanzyani, Dan Andrei, Ian F

もう、いいに決まってる。




Valentino Kanzyani
この人最高。パーティー大好きなのが見ててよく分かる。他のパーティーでもいっつも会うし。俺に感じがすごい似てる所があって、なんかすごい仲良くなったよ。


Martinez(右), Nima Gorji(左)



いやあこの日もホント楽しかったな。最後終わったの9時過ぎだったかな。





そんでもっていちおう4~5時間寝てから、夕方からそのNEXT WAVE after beachへ。全然いい感じだったけど、ちょっと居て移動。なぜなら、ちょい近くのSirroco beachで、Dyed Soundrom, Dan GhenaciaらのLola CrewやWillie Graff, Tatoらの、要はcircoloco crewがやるbeach partyがあったので。早めの時間は人もまあまあだったけど、遅くなるにつれていい感じになったなあ。最後のDyedとDanのB2Bも、いつもながらいい感じだったあ。ここはとにかく"ハウス"していた。


Willie


Dyed


Dyed&Dan B2B





ビーチパーティーは12時で終了するので(法律)、夜中に入るとそのままUndergroundへ。これはいわゆるNext Waveのアフターのさらにアフターの雰囲気の流れで、でもいつもやってる『Rhadoo&friends』だった。Rhadoo, Raresh, Pedro。もう全然疲れてるけど当然行く。ここらへんでひよってるようでは何の為に今Ibizaに来てるんだか意味が分からない。ぶっ倒れるのは来週、いや来週はまだこの感じ終わってないからその後、その後だ。その後にぶっ倒れればいい事だ。今は今しかない。
でも神様はこうやって命も削るノリでがんばってる者にはちゃんといろいろいい出会いを用意してくれる。特に俺には。
この日もこのUndergroundのオーナー始め、素晴らしい出会いも多々生まれた。この日初めて紹介されて仲良くなったDani Casaranoとは、「お前は俺が行く所にはいつも必ず居るんだ。何者なんだ,お前?」と笑い合ってすごく楽しかったな。
音も雰囲気もバッチリだった。やっぱりこの店Undergroundはスピリッツが感じられて本当にいいよ。
これも余談だけど、オーナーのDonの話しが奮ってた。「Lucianoもだれもがこの店でパーティーしたがる。だけど俺はやらせないんだ。今年もRichieが(Closingの?)アフターやらせてくれって言って来たけど断ったよ。だって、やつらアンダーグラウンドじゃないじゃんか。」俺ら数人、子供のように彼の話しに聞き入ってたっけな。楽しい時間だった。






最後の最後までここに居たかったが、同じこの日、SpaceでKehakumaのClosingをやっていたので、最後急いでそちらへ移動。いや、動きが東京のフットワークと同じになってきたww この日はNick Curlyとかはもうパスって最後のRemoの後半に滑り込み。こっちで一番よくしてくれる一人である彼のKehakumaでの最後のプレイにギリ間に合った。Kehakumaって、要はENTER.だからね(ENTER.は2週前に終わったからその後2週、Terrazaだけ使ってKehakumaやってた)。俺の到着を見て彼も周りのファミリーも激喜びしてくれてこっちもあがりまくったよ。



ちなみに話しそれるけど、SPACEでは「Terraza」、Amnesiaでは「Terrace」って書いてあるんだよ。面白い。

パーティー終了後、仲間のman of Sardinia(イタリア・サルディニア島)のアフターに連れ去られたけど、その後なんとか無事に生還。なんとか生きてます。パーティーのピークは毎週ここんとこ全て。こっち来てからずっとピーク。それが4週間近く続いてる。がんばれ俺。クラブのパーティーのだいたいのClosingは、あと1週間だ。最後のこの1週間がこの中でも一番すごいんだけど。。

さて、大きいクラブももう全てCloseする。
が、最後に待ってるのがこの連続の地獄コンボ。
明日土曜のAmnesia Closing(23-19), 日曜 Space Closing(16:30-翌夜?まで), これに割って入って来たまさかの日曜La Plage Beach Closing(18~2), 月曜 circoloco Closing(12-7), 火曜昼 circoloco after beach(~24), 夜 Sankeys Closing Part1(23-15), 水曜夜 Sankeys Closing Part2(23-16), 木昼からなんかのアフター・・・・・・

これ全部行くんだよ。この他にもそんである。行けないけど例えばCadenza Closingとか。
要はこの最後の大ヤマに、土曜の夜から木曜夜まで、なんとなく寝る時間をなんとか工面して絞り出しながら乗り切らなくてはいけない。これがClosing。それでもってこれで済めばまだいい方で、これにじゃあだれそれのヴィラでプライベートアフターね!みたいなのが必ず入って来る。いや入って来ないわけはないのだ。。恐ろしい。。でも、がんばれ、俺。
パーティーはいよいよ最後の締め、佳境に入ります!




最後にもう一回。今週金曜日はこれです!
This is Ibiza. 絶対に体験すべきパーティーだと、僕が保証します。是非遊びに来て下さい!
ちなみに僕は4F VIPで3:30-Lastです。4FにもAGENT! (DESSOLAT / COCOON / MOON HARBOUR) ってゲストが入ってて僕の前に回すんです。とにかくこの日はすごい!お待ちしてますね。



archive

vol.1:Just Arrived in Ibiza(June 10th 2012)
vol.2:COCOON Opening & WOMB TOKYO@SPACE(June 18th 2012)
vol.3:partyとlife in Ibiza(June 30th 2012)
vol.4:London(July 11th 2012)
vol.5:Hasta luego!! (See you)(July 25th 2012)
vol.6:番外編 ~ 日本にて - Ooooze BEACH ~ そして再び(Sep 5th 2012)
vol.7:Closing Seasonの始まり(Sep 23th 2012) vol.8:Party Rushとハプニングとか(Sep 30th 2012)
vol.9:DJ, そして毎日がCLOSING PARTY。ギリギリの戦いは続く(Oct 5th 2012)
vol.10:CLOSINGの大ヤマ(Oct 12th 2012)
vol.11: Hasta luego!!(Oct 20th 2012)
vol.12: People in Ibiza(Oct 31th 2012)
vol.13: Tokyo Loves.....MARC ANTONA(Feb 1th 2013)
vol.14: Marco Carola x RAHA's Lounge(Mar 4th 2013)
vol.15: 今週はChaos出演。そして旅立ちの始まり(Apr 1th 2013)
vol.16: 旅の始まり。まずドイツ(Frankfult)へ(Apr 21th 2013)
vol.17: Berlin!!(Apr 30th 2013)
vol.18: 初めてのRomania ー Bucharest(May 2nd 2013)
vol.19: SUNWAVES13(May 9th 2013)
vol.20: 日本での1ヶ月(June 13th 2013)
vol.21: Hello Ibiza, I'm home!(June 24th 2013)
vol.22: Stay Quiet(July 1th 2013)
vol.23: DJといい感じライフ(July 8th 2013)
vol.24: Ibizaしばしのお別れ。ここ、やっぱりムチャクチャ楽しいわ(July 12th 2013)
vol.25: Offenbach(July 18th 2013)
vol.26: 日本での夏 ~ Ooooze BEACH vol.8(August 31th 2013)
vol.27: Ibiza 自分の後半の始まり(September 14th 2013)
vol.28: Moscow(September 17th 2013)
vol.29: 再びIbizaへ。そしてすでにClosingスタート(September 29th 2013)
vol.30: 最高の4日間、そして少しずつお別れの時(October 9th 2013)
vol.31: Winter has come! and hasta luego Ibiza!(October 17th 2013)
vol.32: Beat In Me feat. Petre Inspirescu(November 11th 2013)
vol.33: 南米・チリ(January 17th 2014)
vol.34: Beat In Me feat. RHADOO(March 17th 2014)
vol.35: 最高の思い出を。ありがとうチリ!(January 24th 2014)
vol.36: Berlin(April 18th 2014)
vol.37: ありがとうBerlin!(April 24th 2014)
vol.38: Beat In Me feat. Valentino Kanzyani(June 25th 2014)
vol.39: Bucharest(May 1th 2014)
vol.40: SUNWAVES15(May 9th 2014)
vol.41: HOME @London(July 1th 2014)
vol.42: Best time in Berlin(July 17th 2014)
vol.43: Ibiza(September 20th 2014)
vol.44: Beat In Me feat. Petre Inspirescu(December 3th 2014)
vol.45: 11 days a week(October 3th 2014)
vol.46: 最高の瞬間(October 10th 2014)
vol.47: Beat In Me feat. Barac(February 9th 2015)
vol.48: イビサ最後の2週間(October 23th 2014)
vol.49: 4/4(土) RPR SOUNDSYSTEM @LIQUIDROOM(March 30th 2015)
vol.50: 4/4(土) RPR SOUNDSYSTEM @LIQUIDROOM ~ Gratitude(April 29th 2015)
vol.51: Berlin ~ 最高のスタート(April 24th 2015)
vol.52: Romaniaでの初gig(April 30th 2015)
vol.53: SUNWAVES17 / Happy Lost(May 5th 2015)
vol.54: Bucharestにもう1週間 / 2つ目のgig(May 13th 2015)
vol.55: Off Sonar / Barcelona(June 23th 2015)
vol.56: Berlin(July 6th 2015)
vol.57: finally Ibiza(July 15th 2015)
vol.58: RhadooのパーティーでDJ(July 24th 2015)
vol.59: Beat In Me feat. Dan Andrei(December 10th 2015)
vol.60: Ibiza(September 25th 2015)
vol.61: Closingと決断(October 15th 2015)
vol.62:『Beat In Me feat. Rhadoo with Dreamrec VJ』~ RAHA 50th Birthday Bash ~(March 9th 2016)
vol.63:今年3度目のBucharest(October 22th 2015)
vol.64:Berlinから今年もスタート(April 20th 2016)
vol.65:Guesthouseでのgig(April 28th 2016)
vol.66:SUNWAVES19(May 18th 2016)
vol.67:All night Long Set in Bucharest / MEDUZA gets HIGH five@ Gazgolder, Moscow(May 18th 2016)
vol.68:Off Sonar / Barcelona(June 20th 2016)
vol.69:Less party more beach(July 6th 2016)
vol.70:Love the island(July 22th 2016)
vol.71:Ibiza最初の10日間(September 16th 2016)
vol.72:痛恨の負傷(October 4th 2016)
vol.73:ケガのその後、、Ibiza最後の2週間(October 20th 2016)
vol.74:4/1(土) RPR SOUNDSYSTEM with Dreamrec VJ @LIQUIDROOM ~ Thankful(May 30th 2017)

profile
RAHA

RAHA (Beat In Me, Ooooze / Tokyo, Jp)



16才から始めたクラビングを、彼ほどプロフェッショナルの域にまで追求し続けてきた人物は世界においてもそうは見当たらないだろう。
世界を舞台にしての完全現場主義、そして完全フロアー主義を今も貫き、ダンスミュージックの真実は、自分の家でもClubのVIP Areaでもまたインターネットの中でもなく、ダンスフロアーの中にこそあるという信念に基づいて行動する。

2008年より国内で本格的なDJ活動を開始。真の意味でのクラブ遊びを世界中でし続けてきた彼だが、それに加え90年代にストリートダンサーとして第一線で長くキャリアを重ねたその実績を通し培われた感性は、ダンスミュージックを奏でるDJとして最大限に生かされる事となる。グルーブを重視し、フロアー内を常に意識したそのプレイは、一般の人達はもとより、耳の肥えた真のクラバー達からの絶大な支持を集めている。

現在の国内での自身のメインプロジェクト『Beat In Me』では、Rhadoo, Petre Inspirescuらを招聘。現在の世界のシーンを席巻するルーマニアンハウスに焦点を当てた最もアンダーグラウンドに忠実なパーティーの1つとして大成功を収めている。
また2015年4月には、アンダーグラウンドシーン最高峰であるRPR SOUNDSYSTEM (Rhadoo, Petre Inspirescu, Raresh) のLIQUIDROOMでのOpen to Last公演を主催、大成功に導き日本のシーンに大きな衝撃を与える事となる。

2012年より、国内で最もポピュラーなクラブ情報サイト『clubberia』において自身のページ『IBIZA through RAHA's eyes』の連載をスタート。全てが自分自身の実体験を通した世界のクラブシーンの内部に迫るリアルな"今"をレポートし続けるもので、全国のクラバーからの反響は本人の予想を遥かに超えるものとなり、シーンのトレンドの先頭を走り続ける彼のポジションを自他ともに認める不動のものとする大きな手助けとなっている。
アーティスト、プロデューサー双方の顔を兼ね備え、常に最先端のダンスシーンの核となるパーティーをプロデュースするなど、シーンのトレンドセッターとしての役割も担う最重要人物の一人でもある。

近年世界のシーンにおいてそのプレイは高い評価を受け、2012年にトップアーティストが軒並み顔を揃える "PCB RADIO" (Ibiza/France) にてアジア人として初となるマンスリーレジデントに抜擢されたのを始め、Colours In Music(Slovenia), Melisma Showcase(Chile/Spain)2回, 2702(Chile), Nightclubber(Romania)2回, Medusa Bloom(Poland), Vnights(Argentina), Wē Are the Gypsÿ Childrën(USA), Bonheur (France), Switch (Sweden), CherryThreeWild (France), Clubberia(日本)と、2016年1月現在まで海外10カ国のPodcastを担当している。また今や世界においても広くその名を知られる事となった日本国内最大U-StreamであるDOMMUNEへの度重なる出演や、スペイン、イギリス、ルーマニア、ドイツ、チリ、ロシア、韓国などといった海外でのギグも成功を収め、また楽曲制作においては、2015年12月にルーマニアンレーベル『Music Is Art』より、待望の初リリースがドロップされた。日本人として今後最も注目すべきアーティストの一人であると言える。



You won't find many people in the world who has taken the clubbing to the professional level like Raha, an artist based in Tokyo. Using the world as his stage, Raha takes a totally hands-on and floor-centric approach, and works under the belief that real dance music exists not at home or on the Internet, nor in VIP areas at clubs, but rather, exactly where it belongs... on the dance floor.

In 2008, Raha started his full-fledged DJ career within Japan. The aesthetics he developed during his long career and achievements as a street dancer in the '90s still act as a huge influence on his current activities as a DJ. His work always focuses on the groove and the dancefloor, which has earned him a huge following of both casual listeners, as well as real clubers with highly trained ears.

Focusing on the Romanian house sound presently conquering the global scene, Raha has invited such artists as Rhadoo and Petre Inspirescu to Japan for his most recent club project, "Beat In Me". This project has grown into one of Tokyo's most successful parties, one of the very few that continues to stay faithful to the underground.

In April, 2015, he also organized world's top underground quality - RPR SOUNDSYSTEM (Rhadoo, Petre Inspirescu, Raresh) 's Open to Last Gig at LIQUIDROOM in Tokyo. It made a huge success and gave the scene of Japan a big shock.

In 2012, he began serializing his own travelogues, entitled "IBIZA through RAHA's eyes" as a regular columnist on "clubberia", Japan's most popular dance music website. He reports on imminent trends within the world scene based on his own real experiences, giving him the ability to influence party lovers all over Japan, far more than he ever expected, while solidifying his position at the forefront of the scene.
Wearing both hats of "performing artist" and "producer", Raha consistently finds himself creating parties which sit at the cross-section of the most up-to-date dance music scenes, and is already established as one of Tokyo's most important musical trendsetters.

In recent years, Raha has established a stellar reputation in the global scene, and in 2012 he was selected as the first Asian monthly resident on "PCB RADIO" (Ibiza/France), a program that gathers top artists from all over the world. As of November 2015, he has appeared on podcasts from 10 countries, including on Colours In Music (Slovenia), Melisma Showcase (Spain/Chile)x2, 2702 (Chile), Nightclubber (Romania)×2, Medusa Bloom (Poland)), Vnights(Argentina), Wē Are the Gypsÿ Childrën(USA), Bonheur (France), Switch (Sweden), CherryThreeWild (France) and Clubberia (Japan). He has also appeared on Japan's biggest U-Stream show DOMMUNE over 10 times, and has been invited to perform in Spain, England, Romania, Germany, Chile, Russia, and Korea.

And he also has started producing music, and December 2015, he finally released his first track from Romanian label "Music Is Art".

Story has started. Raha is certainly one of the few key global artist in Japan worth keeping a sharp eye on from this point forward.




■Facebook Artist Page (RAHA, Tokyo, Japan)
https://www.facebook.com/pages/RAHA-Tokyo-Japan/727923453927980

■Raha & K-Sobajima - Nine Months [Music Is Art 004]
https://www.youtube.com/watch?v=25sLmwpJ1cw

■RAHA DJ Mix
http://soundcloud.com/raha_jp/tracks

■PCB RADIO (PINK.CITY.BEATS / Ibiza, France )
http://www.pink-city-beats.com/
http://www.pink-city-beats.com/artiste/RAHA

■『IBIZA through RAHA's eye』
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http://www.clubberia.com/features/feature-91-ibiza-through-rahaseyes/

■Beat In Me
https://www.facebook.com/beatinme/

■BANANA Interview
http://bnana.jp/mags/raha-interview-banana-26112014