久しぶりのブログ更新です。前回SUNWAVESから帰った直後からのこの1ヶ月、本当に有り得ないぐらいの忙しさだった。そしてその後、夏シーズンがすでに始まるのですぐに今度はイビサへと旅立つのだけど、その間の日本での出来事を今回は軽めに、さらっと報告しておきます。 さあそしてその週から再び今回日本を出るまでの3週に亘って、自分のパーティーも含めて似た音楽ジャンルの大好きなアーティストが運良く続けて来日するのであった。3週同じジャンルのキーとなるアーティストが続くのはとても意味のある事だった。 彼のプレイは本当にいい。まずはDommuneにてプレイ。 WOMBでのプレイは横でほぼ全部聞いてたけど、全然よかった。ただ惜しむらくは、もう少し音量が出ていれば普段からあのミュージックに親しんでいない人にももっと良さが伝わったのになと言うのはあった。プレイ後そのプレイに関して多くの事を話したがここでは割愛する。 今回はオーガナイザーの仲間達が手を離せなかったりした時に、代わりに食事に一緒に行ったりする事があったので、色んな話しを聞く機会も多くいい時間だった。 これは後から写真を見て気付いたが、偶然二人ともガッツポーズみたいなのをキメてるのか、その前にこれがカラオケだぞ、と説明してからその前で撮ったからエアーカラオケのポーズをしているのか分からない。でも多分後者のような気がしてきた。 これは時間のない昼飯で築地に行く時間もなく、センター街の回転もどきの寿司屋で申し訳なかったが、それでもこの文明に驚いていた。俺も驚いた。 そして翌週はbig week!!金曜日にWOMBでなんとRicardo Villarobos & ZIP!!! これはもう有り得ない。単体クラブでの単体の出来事では今年一番どころか過去一番かもしれない。メインフロアーでオープンからZIP。そしてRicardoラストまで。これはもう考えられない。土曜のTAICO CLUBも本当に行きたかったがその日はWOMBでのCIRCOLOCOに出演するので諦め、この金曜日に全ての意識を集中させた。 さて、そしていよいよ翌週は自分のパーティー『Beat In Me』初開催。ゲストにはルーマニアンハウスの現在の象徴的なアーティスト・Egal 3 aka VIDが初来日した。泊まってた友達が帰ったと思ったら木曜日にはもうアーティスト成田にpick up。ヨーロッパ行く前の最後の追い込みだ。 Techniqueにて 彼の曲は本当にいい。Egal 3は売れ線の感じで、VIDは本当にDeepで大きなセールス等を意識していない。彼と話していると、本当に見せたいものはVIDなんだなという事が分かる。 さてAIR当日。 サウンドチェックも無事に終わり美味しいご飯も済ませ、いよいよオープンです。 Yoshitaca。俺はじめ他の人の写真ありませんw Egal 3 aka VID 彼は立ち上がりはやや固さが感じられたように思った。刻むビートも今ひとつ単調で彼の本当の良さが出切れていないなと思って見ていたが、しかし30分ほどしてリラックスしてきてからの1時間ぐらいは本当にかなりよかったと思う。あっちでこの手の音楽が(この手のに限らないが)ある種のモードに入った時のあの感じが出ていた。その空間を音の重なりでDeepに支配しているあの感じが。口でうまく言えないが、あの感じを日本人のDJ聞いてる時に感じれる事はそう多くない。と言うかすごく時々だと思う。あのモードのあの感じは日本人の感覚では特に持ち得にくいものだと思う。そして特にやっぱりあの手の音は、上等なサウンドシステムと音量に包まれる事が必要不可欠であると強く思う。 そしてVIDの後のPI-GE B2B Denが圧巻だったな。別々にやると思ってたらなんかB2Bにすぐなったみたいだったけど、本当に良かった。純粋に、ああこれはすごいなあと思ったよ。あのプレイはみんな踊り続けるね。そしてフロアーを素晴らしいものにさせる。 彼は最後念願のラーメンも食べ、東京の夜景を見て翌日飛び立って行ったのだった。 この3週間、Praslea, Ricardo, Egal 3 aka VIDと、同じではないけど同じライン上にあると言えるアーティストが3週続けて来日した事は大きかった。日本でもこうやってどんどんこの基盤が大きくなっていけばいいなあと思うこの頃である。(スピード早くなくていいから間違いのない感じで) そしてその後3日間、再びかなりムチャとも思われるような詰め詰めのスケジュールも奇跡的にこなし、再び旅へ。 |
vol.1:Just Arrived in Ibiza(June 10th 2012) RAHA (Beat In Me, Ooooze / Tokyo, Jp) 16才から始めたクラビングを、彼ほどプロフェッショナルの域にまで追求し続けてきた人物は世界においてもそうは見当たらないだろう。 世界を舞台にしての完全現場主義、そして完全フロアー主義を今も貫き、ダンスミュージックの真実は、自分の家でもClubのVIP Areaでもまたインターネットの中でもなく、ダンスフロアーの中にこそあるという信念に基づいて行動する。 2008年より国内で本格的なDJ活動を開始。真の意味でのクラブ遊びを世界中でし続けてきた彼だが、それに加え90年代にストリートダンサーとして第一線で長くキャリアを重ねたその実績を通し培われた感性は、ダンスミュージックを奏でるDJとして最大限に生かされる事となる。グルーブを重視し、フロアー内を常に意識したそのプレイは、一般の人達はもとより、耳の肥えた真のクラバー達からの絶大な支持を集めている。 現在の国内での自身のメインプロジェクト『Beat In Me』では、Rhadoo, Petre Inspirescuらを招聘。現在の世界のシーンを席巻するルーマニアンハウスに焦点を当てた最もアンダーグラウンドに忠実なパーティーの1つとして大成功を収めている。 また2015年4月には、アンダーグラウンドシーン最高峰であるRPR SOUNDSYSTEM (Rhadoo, Petre Inspirescu, Raresh) のLIQUIDROOMでのOpen to Last公演を主催、大成功に導き日本のシーンに大きな衝撃を与える事となる。 2012年より、国内で最もポピュラーなクラブ情報サイト『clubberia』において自身のページ『IBIZA through RAHA's eyes』の連載をスタート。全てが自分自身の実体験を通した世界のクラブシーンの内部に迫るリアルな"今"をレポートし続けるもので、全国のクラバーからの反響は本人の予想を遥かに超えるものとなり、シーンのトレンドの先頭を走り続ける彼のポジションを自他ともに認める不動のものとする大きな手助けとなっている。 アーティスト、プロデューサー双方の顔を兼ね備え、常に最先端のダンスシーンの核となるパーティーをプロデュースするなど、シーンのトレンドセッターとしての役割も担う最重要人物の一人でもある。 近年世界のシーンにおいてそのプレイは高い評価を受け、2012年にトップアーティストが軒並み顔を揃える "PCB RADIO" (Ibiza/France) にてアジア人として初となるマンスリーレジデントに抜擢されたのを始め、Colours In Music(Slovenia), Melisma Showcase(Chile/Spain)2回, 2702(Chile), Nightclubber(Romania)2回, Medusa Bloom(Poland), Vnights(Argentina), Wē Are the Gypsÿ Childrën(USA), Bonheur (France), Switch (Sweden), CherryThreeWild (France), Clubberia(日本)と、2016年1月現在まで海外10カ国のPodcastを担当している。また今や世界においても広くその名を知られる事となった日本国内最大U-StreamであるDOMMUNEへの度重なる出演や、スペイン、イギリス、ルーマニア、ドイツ、チリ、ロシア、韓国などといった海外でのギグも成功を収め、また楽曲制作においては、2015年12月にルーマニアンレーベル『Music Is Art』より、待望の初リリースがドロップされた。日本人として今後最も注目すべきアーティストの一人であると言える。 You won't find many people in the world who has taken the clubbing to the professional level like Raha, an artist based in Tokyo. Using the world as his stage, Raha takes a totally hands-on and floor-centric approach, and works under the belief that real dance music exists not at home or on the Internet, nor in VIP areas at clubs, but rather, exactly where it belongs... on the dance floor. In 2008, Raha started his full-fledged DJ career within Japan. The aesthetics he developed during his long career and achievements as a street dancer in the '90s still act as a huge influence on his current activities as a DJ. His work always focuses on the groove and the dancefloor, which has earned him a huge following of both casual listeners, as well as real clubers with highly trained ears. Focusing on the Romanian house sound presently conquering the global scene, Raha has invited such artists as Rhadoo and Petre Inspirescu to Japan for his most recent club project, "Beat In Me". This project has grown into one of Tokyo's most successful parties, one of the very few that continues to stay faithful to the underground. In April, 2015, he also organized world's top underground quality - RPR SOUNDSYSTEM (Rhadoo, Petre Inspirescu, Raresh) 's Open to Last Gig at LIQUIDROOM in Tokyo. It made a huge success and gave the scene of Japan a big shock. In 2012, he began serializing his own travelogues, entitled "IBIZA through RAHA's eyes" as a regular columnist on "clubberia", Japan's most popular dance music website. He reports on imminent trends within the world scene based on his own real experiences, giving him the ability to influence party lovers all over Japan, far more than he ever expected, while solidifying his position at the forefront of the scene. Wearing both hats of "performing artist" and "producer", Raha consistently finds himself creating parties which sit at the cross-section of the most up-to-date dance music scenes, and is already established as one of Tokyo's most important musical trendsetters. In recent years, Raha has established a stellar reputation in the global scene, and in 2012 he was selected as the first Asian monthly resident on "PCB RADIO" (Ibiza/France), a program that gathers top artists from all over the world. As of November 2015, he has appeared on podcasts from 10 countries, including on Colours In Music (Slovenia), Melisma Showcase (Spain/Chile)x2, 2702 (Chile), Nightclubber (Romania)×2, Medusa Bloom (Poland)), Vnights(Argentina), Wē Are the Gypsÿ Childrën(USA), Bonheur (France), Switch (Sweden), CherryThreeWild (France) and Clubberia (Japan). He has also appeared on Japan's biggest U-Stream show DOMMUNE over 10 times, and has been invited to perform in Spain, England, Romania, Germany, Chile, Russia, and Korea. And he also has started producing music, and December 2015, he finally released his first track from Romanian label "Music Is Art". Story has started. Raha is certainly one of the few key global artist in Japan worth keeping a sharp eye on from this point forward. ■Facebook Artist Page (RAHA, Tokyo, Japan) https://www.facebook.com/pages/RAHA-Tokyo-Japan/727923453927980 ■Raha & K-Sobajima - Nine Months [Music Is Art 004] https://www.youtube.com/watch?v=25sLmwpJ1cw ■RAHA DJ Mix http://soundcloud.com/raha_jp/tracks ■PCB RADIO (PINK.CITY.BEATS / Ibiza, France ) http://www.pink-city-beats.com/ http://www.pink-city-beats.com/artiste/RAHA ■『IBIZA through RAHA's eye』 clubberia < Features http://www.clubberia.com/features/feature-91-ibiza-through-rahaseyes/ ■Beat In Me https://www.facebook.com/beatinme/ ■BANANA Interview http://bnana.jp/mags/raha-interview-banana-26112014 |